recokin's room



VPH−500XJ導入日記

since 2000/3/8

この日記のご感想や、「そりゃちゃうでぇ!」というダメ出しを、「3管式プロジェクター掲示板」にぜひお書き込みください。(この文章をクリックすれば掲示板に飛べます。)

注意 : ここにかかれている内容は、私自身が多くの方にご指導を頂き実際に行った内容ですが、500XJも含めて、すべての方の3管に適応する内容とは限りません。特にグリーン管の調整やスクリーン電圧調整VRなどの特約店用マニュアルでは触らないように指示されている部分の調整も含んでいますので、もしここにかかれている内容を実施したことにより何らかのトラブルが発生しても私は一切何らの責任も負いかねますので、ご了承の上お読みくださるようお願いします。

VPH−500XJ

 2000年7月9日(日)

500XJが無事到着したとのメールを受け取る。まだ本格調整ではないので暗部の階調が今ひとつとのことだが、私のところでは「Matrix」のネオの黒いコートも正確に表現してくれた500XJだから、調整によって必ず暗部の階調も再現できるはずとメールを返信しておいた。とりあえづ、正常に動作しているとのことで安心した。

...これをもちまして、長らくご愛顧(?)いただきました「VPH−500XJ導入日記」の幕を閉じたいと思います。
今後も、500XJは掲示板の方で引継ぎ、取り上げていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
ありがとうございました。

 2000年7月6日(木)

今夜8時に佐川急便が集荷にやってきた。短い間だったが3管調整の基礎を教えてくれた500XJとお別れである。向こうでもすばらしい画を映しておくれ。

 2000年7月5日(水)

友人が1272QJと500XJの「シネコン」を見に来た。いろいろと比較した結果、友人の感想は「500XJもなかなか良い」と言うものだった。そのあと、友人に手伝ってもらい梱包完了。明日の発送を待つのみとなった。

 2000年7月4日(火)

昨日から、「VPH−500XJお譲りします」のページを公開したのだが、即日でお問い合わせのメールが入り、今朝めでたく商談成立と相成った。明日、シネコンプレックス状態を見たいと言う友人に見せた後荷造りをし、木曜日に発送する予定である。3ヶ月あまりの付合いではあったが、わたしに3管の楽しさとすばらしさ、3管調整の基本を教えてくれた思いで深い500XJである。1272QJに浮気しちゃったけど、次の方に胸を張ってお譲りできるハイコストパフォーマンス機だと思う。I県のKさん、500XJを可愛がってやってくださいね。誰かさんのように、3ヶ月でホッポリ出すことの無いように...

 2000年6月26日(月)

「VPH−1272QJ導入「裏」日記」をご覧頂いた方はお分かりと思うが、明日以降に1272QJが入ってくるために、とりあえず500XJを隣の部屋に移動した。実は、我が家の視聴ルームは横に長い12畳弱の部屋が壁で半分に仕切られた6畳部屋を使っており、その壁が1/3程度が開口しているという変則的な構造となっている...文章に書くとなんとも表現し難いが、隣の部屋への移動は非常に簡単ではある。スクリーンは自作の80インチ、DVDPはリビングのDV−18が復活。今回はマニュアルどおりの投射距離での設置としたが、フォーカス調整からレジ調整までがなんと1時間弱で出来てしまった。まぁ、出来としては80%程度ではあろうが、手順が身に付き、レジの癖も覚えた(妥協?)せいであろう。しかし、フロアーシートの裏を利用した自作スクリーンを久しぶりに使ったわけだが、OSマットを100とすると、95点ぐらいを付けられるんじゃないだろうか。映し出された画もなかなかのものである。ただ、走査線はこちらの方がはっきり見えるような気がする。これはスクリーンの生地(目?)のせいだろうか?さすがにSPシステムは2セットも持っていないので、こちらはDVDPからヘッドホーンで音声を聞くことになる。掲示板でかつお武士さんもおっしゃっておられるが、これで1272QJが入ってきたらちょっとしたシネコンプレックスの出来上がりといったところかな。

 2000年6月22日(木)

レンタルで「ランダムハート」を観た。ハリソン君(関西ツーカーのCMのせいで、関西人は彼のことをこう呼ぶ...ホンマか?)がストーカー親父(フアンの方、ゴメン)になっていたが、男と女ってあんなものだろうか?当初、発色は弱めに感じたが、半ばあたりから非常にきれいな画になってきた。解像度も上がってきた様で、主人公達の顔の皺が見えすぎ!
実は、先日DV−S9の電源ケーブルを3.5スケアのキャブタイヤに換装し、映像のパラメーターもNR関係はすべてOFF、SHARPNESSもOFFに変更していたのだが、電源ケーブルのエイジングが効いて来たのか、パラメータ変更が効を奏したのか良好である。3管のSHARPNESSも標準(50)のままでも特に気にならなくなってきた。

 2000年6月19日(月)

3管調整のセオリーを破ったレイアウト変更を行ってから約2週間が過ぎたが、あらためてそのメリットとデメリットをまとめてみたい。
まずデメリットであるが、グリーン管の焼けの影響が出たこと。ただし、この程度の焼けは通常の使い方であれば目立つものではなく(多分この程度の焼けは中古3管であれば普通であろう...)、今までの表示範囲を1割以上も大きく使ったため確認されたもので、この使い方では当然の結果とも言える。また、全白のような場面でなければ目立つものでもないので、通常の視聴であれば特に問題ないといって良いだろう。しかし、メーカーが設定した範囲以外の部分を使うことで、周辺部のレジ調整(周辺から15%ぐらい...)を犠牲にはしている。次に気になったのが、投射距離が短くなったことにより、両端のブルー管とレッド管のバランスが崩れて、スクリーンのそれぞれの管にに近いサイドが赤あるいは青に色が偏る傾向が見られる。ただしこれも全白のような明るい均一の場面で確認されるだけで、通常の場面では特に気になるほどでもないかもしれない。しかし、左右でホワイトバランスが崩れていることには間違いない。もうひとつのデメリットは、最良の視聴位置を3管に奪われてしまったことである。元々3管の後ろに視聴位置を確保するために行ったレイアウト変更だったのに、3管の背部に十分なスペースを確保できず、結局はその部分に丸いすを置いて窮屈な格好で視聴するか、3管の横に座って見るかになってしまっている。
次にメリットであるが、最も効果が出たのは投射距離が短くなったために画が力強くなったことである。これはフォーカスが合わせ易くなったことも一助している。投射距離を短くするためにブラウン管の使用範囲を1割以上大きく使うことが、結果的にブラウン管のインチアップと同じ効果を生んだわけだ。あくまで私の好みだが、先程のデメリット(ホワイトバランスの崩れ)とこのメリット(擬似インチアップ)を天秤にかけた場合、デメリットを我慢してもメリットを取りたいと思う。また、スクリーン位置を下げたことにより視聴姿勢が楽になったこともメリットと言えるだろう。
この投射状態を続けることによりブラウン管等が劣化するなどということも無いだろうし、結論としてはこの状態で使いつづけることにする。

 2000年6月17日(土)

ご近所のFさん宅に1292QJを見せてもらいに寄せていただく。まず、その大きさにビックリ...奥行き約1m、重さも約100kgあるそうで、搬入の時も4人がかりだったそうな。そして、その力強い画に本当にビックリ! なかなかじっくり調整する時間が取れないので、まだ不完全な状態だと氏はおっしゃっているが、それでも110インチの画面の隅までしっかりと画が表現されている。さすが、9インチ管といったところか。ちなみに入力ソースはDV−S10Aのプログレッシブ信号。私にとっては初めてのプログレの画だったが、正直、走査線が見えないわけではない。特に字幕では、NTSCでははっきりは見えない走査線が、逆にはっきりと見えてしまうようだ。ところが、動きの速い部分では、NTSCで見られる櫛の歯状の太い走査線は全然見られず、非常に安定した絵を見せてくれる。ノンスクイーズのタイタニックもとても見やすかった。この安定した絵を見ると、やはりいずれはプログレかダブラーが欲しいなぁ...と思ってしまうよね。

我が家に帰って、500XJ&DV−S9で確かめて見る。まず解像度だが、画面中央部は結構いい勝負のように思えたが、周辺部に行くにつれて惨敗。まぁ、電磁フォーカス相手では当然ではあるが... 次に走査線は、80インチを3m離れて見たスクイーズの画ではそれほどの差は感じない。ところが早い動きが出てくるとその差は歴然。やはり、醜い櫛の歯状の走査線が目立ってしまう。だが、動いていない字幕の場合は我が家の方が走査線が目立たない。なぜだろう?これはプログレの特徴かな?
結局、やっぱり9インチ管&プログレの画は見てはいけないものを見たというのが感想かな...でも、私には贅沢品だな。80インチなら500XJ&DV−S9の画でも満足かな...とも思った。Fさん、また調整の進んだ1929の画を見せてくださいね。

 2000年6月14日(水)

昨日の第一無線への電話の件だが、実は以前よりリビング用にリージョンフリーのDVDPを探していたので、その件で電話したらタイミングよくDV−S9中古が入荷したとのこと。それも今回は、ファームウェアバージョンが1.1台のマ○ロ○ジョンフリー品だとの事。そのため値段も高めだし、また公平を規するために問い合わせのあった3名に同時にメールして早い者勝ちにするとの事だったのでかなり悩んだのだが、今回電話したのも何かの縁かと思い、メールが入るのを待ち、即購入の電話を入れた。
これで、ホームシアター定番DVDPの入手が出来たわけだが、すでに500XJはマクロビジョン対策しているし、マルチスキャンを導入した場合は遅かれ早かれダブラーを導入するつもり(ダブラーから供給のRGB信号にはマクロビジョン信号は乗らない...)なので、無用の長物にならないか心配ではあった。CC対応のことを考えると、DV-S9がシアター用に、DV−18がリビング用(普通の21インチTV用にしては贅沢...)になりそうだが、果たして...

正直に白状しよう。DV−S9の画には完全に参りました。なんか、次元が違うって言う感じ... もちろんDV−18の画も十分すばらしいのだが、あの価格で(DV−S9の約6割)よくがんばったと言うことになってしまうくらいDV−S9の画は一皮向けている。お決まりの「恋に落ちたシェークスピア」を早速見たのだが、人物の肌の艶が全然違う。ヴァイオラのツルツルの肌と、女王の目の回りのしわの対象的なこと、意外とシェークスピアのつやつやな顔に驚いた。う〜ん、これならマルチスキャン&ダブラーじゃなくても、今の500XJのままでも十分かな...って、本当に思うほどの画だった。まだ、足回りも、ウェイトも何にも対策していないのだから(カーペットの上に置いただけ...)、ちゃんと設置したらどうなるのかしら?ところで、リージョンコードの変更だが、DV−18の楽々度に慣れてしまった身では、DV−S9のそれはちょっと面倒くさいかな。それと、どうやらリージョン「0」が無さそうである。これは、米版・日盤をとっかえひっかえ観る私にとっては減点1だ。でも、この画を見たら後戻りできない。DV−18はリビング用へと相成りましたとさ。でも、リビングの方が良く使うのよね...嫁さんが香港VCDも観るし...(^^;

 2000年6月13日(火)

半月ほど前、第一無線からのニュースメールでドルフィン(D50QJ)が40万円弱で数本出ていたのが気にはなっていたのだが、今日別件で問い合わせた際にその他の3管の中古情報もあわせて聞いてみた。最近の3管の中古価格の下落具合から、中古物品が動く数が増えていると思っていたのだが、決してそういうわけではないそうだ。特にSONYの125xや127xは所有者がその価値をわかっていてなかなか手放さないとの事。また、例のドルフィンを手放した人は皆、三菱の3管(LVP2001)に乗り換えたとの事。理由は三菱のシネマライクな画作りだそうだ。実は、私は三菱の3管の画を見たことが無いのだが、確かにSONYは明るいビデオライクな画、三菱はしっとりとしたシネマライクな画という話は良く聞く。でも、一方では三菱はビデオ映像っぽい(LVP2001以外かも?)と言う話も聞いたことがある。要は調整次第のような気もするのだが...
我が家の500XJは3つのメモリーにそれぞれCONTとBRIGHTの値を、メモリー1「49,50」、メモリー2「60,55」、メモリー3「70,60」とセットしている。メモリー1はしっとり映画調、メモリー3はしっかりテレビ調という具合で、ソフトによって選ぶようにしているが、最近映画を見ていてもメモリー2にしていることが多くなってきた。好みが「SONYライク」になってきたってことか?...ん?

マランツDVDPの話題が巷で増えている様である。このサイトのヒット数が増えているのもそのおかげ?「探しているが見つからない」という話も出てきているので、そろそろ予想通り「隠れた名機」と言うことになりそうだ...リモコンさえ我慢すれば...(^^;
最近のMGMのDVD(米版)には英語サブタイトルがなくなったようだ。実際私が最近購入したMGMものも仏語と西語しか入っていなかった。英語字幕はCCとして入っているのだが、マランツのDVDPは(少なくともDV−18は...)CC信号を出していないのである。米版を楽しみたいユーザーにとっては、結構これもマイナス点といえる。MGMの007「ワールドイズノットイナフ」の冒頭のボート(シャレじゃないよ...(^^;)チェイス場面をいち早く見たい私にとしては、何か手を考えねば... さて、フランス語の勉強でもするか...(゚゜)\baki☆

 2000年6月10日(土)

我が家に友人が遊びに来た。白木の箱を持っているので、SPを自作したのかと思ったら、なんと、こんぶ氏作のD−103(こんぶ改)だった。なんと、彼が買っていたとはビックリ。早速、我が家のリアSP(YAMAHA NC−1000MM)と交換してみた。音を鳴らしてみてビックリ...音がでかい!それまで+5dbにセットしていたバランスを0dbに変更する。う〜ん、いい感じ。マトリックスの弾除けの場面やヘリコプターの場面を見ても迫力満点。音がつながるは、迫力あるは、小さな音まで聞こえるは... 「リアも低音が出なきゃダメ」と言う意味が良くわかった。D−103はユニットが88ESじゃないため、音質が違うのがわかるが、これが88ESならスンゴイ事になりそうだ。
友人がD−103を持って帰ってからの物足りないこと... 悔しいので、久御山イオンシネマにグラディエーターの先行ロードショーを観に行った。迫力の戦闘シーンや、古代ローマ帝国の風景はぜひとも我が家のスクリーンにも映したいものである。だが、ラッセルクロウはLAコンフィデンシャルの方が切れてて怖かったかな...

 2000年6月8日(木)

ヤフーのオークションを見ていたら、ある出品者がSONY3管生産終了の情報に関して問い合わせたところ、根強い愛好者がいるため今後もしばらくは3管の新製品を出すと答えたとの記事があった。???はたしてどちらの情報が正しいのでしょう???なんだか、STAR WARSのDVDが出るの出無いのっていう噂みたいになってきたが、個人ユーザーレベルではSONY3管の人気が根強い中、ぜひとも開発・生産・保守(我々中古ユーザーにとってはこれが一番重要だったりして...)を継続していっていただきたいものである。
しかし、3管購入を迷っている方は、とりあえず、物があるうちに買っといたほうが良いような気はするが... 最も大口の顧客たる企業ユーザーの3管離れはそれぐらい切実なのだから。そのぶん、企業ユーザーのリプレイスのおかげで、中古3管の値段が急激にこなれてきているのも事実だ。今が買い時?

自分自身でもSONYのお客様相談センターに「3管の生産を終了したと言う情報があるか本当か」と聞いてみたところ、「最近新製品をリリースはしていないが、従来品の生産・販売は継続している」とのこと。「継続していく」とは言ってはいないものの、まずはひと安心と言ったところか。

 2000年6月5日(月)

「DVD&LD倶楽部掲示板」で、どうやらSONYの3管が生産終了したらしいと言う書き込みがった。以前から、SONYは開発は中止したと言う噂は聞こえていたが、なんでも3管に使われているレンズの生産元がその製造をやめてしまうために生産の終了が早まったとの事である。確かに大口のユーザーである企業や公共機関では、ほとんど液晶に取って代わられているのでメーカーが力を入れたがらないのも仕方の無いことかもしれないが、最近の雑誌のユーザー事例を見てもSONY人気は手堅く、撤退の判断は本当に正しいのか疑問である。しかし、現状では保守部品もいつまで手に入ることやら、心配になってくる。

 2000年6月4日(日)

昨日は昼過ぎから外出したので、実は部屋を完全に暗くした状態での画は観ていなかったのだが、今夜その状態での画を見てあることに気が付いた。画像の横方向10%程度の範囲の色に、ほんの少しグリーンがのってしまっているのだ。ブラウン管を直接覗きしてみると、グリーン管だけだが、左右の10%程度の範囲が中央部に比べて明るくなっているのが確認された。今までのオーナーが使っていた画像表示範囲はブラウン管の蛍光体が劣化してきているが、横の部分は今まで使われていなかったので蛍光体が劣化しておらず、その分明るく発光すると言う事だろうか?なぜグリーン管だけが...? 幸い、他の管や、グリーン管も縦方向にはこのような現象は出ていないので、メリットとデメリットを天秤にかけて、このまま使ってみることにした。
最大のデメリットを書くことを忘れていた。最高の視聴位置を3管に奪われてしまったことである。これは天吊りにしない以上避けることの出来ない事だが、とりあえずは3管の横に座椅子を置いて視聴している。今後、3管背後に空いたスペースに置く椅子を探そうと思っているが、センター部分が45cmしか空いていないので、何か工夫をしないといけない...

 2000年6月3日(土)

今日あらためて観てみて驚いたのだが、部屋を完全に暗くしなくてもまあまあの画質で画が観れるのだ。さすがにスクリーンと対面の窓は雨戸と黒幕が必須だが、側面の窓はカーテンを閉めるだけでOKだった。これは以前の状態では不可能だったし、単にブライトとコントラストを上げた状態とは違うものだ。また、完全に部屋を暗くした状態では、投影距離を短くした分の10%の画像アップと言うよりも当社比100%アップと言った感じか。(ちょっと大げさ...(^^;)

 2000年6月2日(金)

あらかじめおことわり...今日の内容は調整の常識を逸脱していますし、後日、一部不具合も出ていますので、参考にされる場合はご自身の判断と責任でお願いいたします。

現在の視聴スタイルはスクリーン中心が1.3m程度の高さを約2m離れた位置で床の座椅子に座り込んで観ているのだが、この見上げる姿勢が昨日辺りからどうも気になりだした。ふんぞり返って観れるのは良いのだが、首や腰、しいては眼の疲れにも良く無さそう。そこで、本日思い切って、液プロ導入から続けてきたプロジェクターの置き方を変更した。高さ約70cmの手作りオーディオラックの上から降ろし、高さ約10cmの台にのせ、センタースピーカーの影を作らないようにと数度だけ前があがるように角度をつけた。また、音場のことも考えて、プロジェクター背後にも視聴位置を作るために、スクリーンからの距離を、マニュアル指定の2.7mから2.4mに、約1割近づけた。その分画像が小さくなるわけだが、調整VRで表示範囲を大きくすることで対処した。この調整可能範囲が1割強だった訳である。
調整のセオリーでは、設置位置は特約店マニュアルの指定値に従うべきであるし、このときに最大の効果が出るように機器はセッティングされているわけである。また1割弱程度、指定値よりも距離を離したほうがブラウン管の中心よりの範囲を使えるので、レジ調整や解像度では有利というアドバイスももらったことがある。今回のレイアウト変更はこれらのセオリーを逸脱することとなるわけだが、反面、いくつかのメリットも期待された。まずは投射距離が短くなるということで画質の向上が期待できる。まあ、発光体がスクリーンに近づくのだから、照度の低い500XJにとっては有利なことが容易に予想できる。また、500XJは後継機種の500XJ2や1044QJと比べてもフォーカス精度が少々劣る(らしい...)が、これも投影距離の短縮で幾分補うことができると思われる。
...で、結果だが、期待されたメリットはすべて実現した。まずフォーカス精度ががかなり向上した。前が酷かったのかも知れないが、とにかくピッタリとあったという感じ。そして、画像もそれに連れて非常に力強くなった。反面予想されたとおり、周辺部のレジは合わせには苦労したが、これは以前も同様だったのでデメリットと言うほどには感じなかった。また、周辺部の解像度の低下は、全体的な画質の向上で完全に打ち消されてしまった模様。しばらく様子は見てみないと結論は出せないが、レイアウト変更直後の感想としては大成功と言ったところかな。

 2000年6月1日(木)

突然、掲示板を作りたくなった。「DVDCATalog掲示板」や「DVD Republic掲示板」でお世話になっているネオシティさんにお願いしたら、即日でお貸しいただけることになった。どうやら、こんな拙いページでも毎日数十人の方が覗きに来て頂いているようなのだが、果たして、皆さんがどのようなプロジェクターをお持ちか、また導入しようとしておられるのか、どんな調整をしておられるのか、失敗されたのか等、知りたくなったのだ。...じつは一番知りたいのは、この日記のダメ出しなんだけど。先輩達のご助言をいただきながらやってるけれど、結局は独断と偏見による導入・調整なもんで、読んでいる方はおなかを抱えて大笑いしてるんじゃないか?「そりゃちゃうでぇ!」なんてパソコンの前で、大阪弁で突っ込まれてるんじゃないかしらん...なんてね。だったら教えてよ!ってな事で掲示板を開設しました。いつまで続くかわかんないけど(その点は日記も一緒...(^^;)、ぜひ皆さんの声を聞かせてね!

 2000年5月31日(水)

先日のマクロビジョン信号によるスキュー歪障害の対策で、私の500XJは完全に解決されたと言っていたが、ソフトによってはマクロビジョンの強さが違うのか、まだほんの少し歪みが出たり、最上部が少し暗くなるようである。とは言っても、以前と比べれば全然気にならない程度ではあるので、例の対策は私にとっては正解だったと言う思いに変わりは無いのだが。

先日の「私をスキーに連れてって」に続いて、最新ホイチョムービーDVD「メッセンジャー」を観た。これはほとんど期待していなかったのだが、結構楽しめた。ホイチョが楽しめると言うことは、私もまだまだ若いと言うことかな?ちなみに、フジの月9にはすでについていけないが...

 2000年5月29日(月)

VA界の重鎮、長岡鉄男氏がお亡くなりになったそうである。私自身は「長岡派」と言うわけではないが、こんぶ氏のスピーカーを通じて手作りスピーカーの世界に触れ、自身でも勉強のため氏の著書を買ったり、ブリッジさんから方舟の生写真をもらったりして氏への興味が大きくなってきた矢先であった。謹んで、ご冥福をお祈りいたします。

 2000年5月28日(日)

先日、香港オタクの家内に付き合って「ロミオマストダイ」を観てきた。内容はジェットリーパワー爆発とまでは行かなかったようだが、この手の映画特有の粗いストーリー抜きでは結構楽しめた。各方面でよくケチを付けられている「連続5人蹴り」も画としてはすばらしいものがあり、ぜひともレコキンシアターで見てみたいと思った。(実は、初っ端の脱獄シーンの方が良かったのだが...(^^;)
実は、「マグノリア」以来の久々の映画館だったので、映像の明るさとコントラストに注意して観て見たのだが、結構ブライトネスは高めであった。もちろん黒浮きなどはしていないが、スクリーン端の黒枠と映像の黒色の違いははっきりとしていた。これは私だけの思い込みだったのかもしれないが、黒枠と映像の黒色は極力近づけるものと思っていたのだ。そのため、必要以上にブライトネスを絞っていたかもしれない。
この映画館の記憶をもとに500XJを調整してみた。あわせて新アイテムとして、5CFV同軸ケーブルを使ったY/C分離Sケーブルを使ってみた。これは新潟のこんぶ氏が作成され、好評であることを知り、みようみまねで自作したものである。氏からはかねてより、FBケーブルでは不自然な輪郭がつくので、映像にはFVケーブルのほうが良いとアドバイスを受けていたので、それを試してみる意味もあった。しかし、作り難さは3CFBを使ったSケーブルの比じゃない...5CFVの太い芯線をあの細いS端子に入れるにはどうすればいいのか?結局、芯線を斜めにカットし、S端子に押し込みながらはんだ付けするという苦肉の策をとった。1.5mものを1本作るのに半日掛かってしまった。で、結果だが、ビスコムを外してしまった。ビスコムはDVDPからコンポーネント信号を取り出し、その信号をを微調整して精度の高いS信号に変換して500XJに送るために使っていた。最近のDVDPはコンポーネント出力に力を入れて、S出力はいいかげんなものが多いと言う評を読んだことがあったので、その点でも効果はあるはずだ。実際、DVDPのS出力から直接の画よりもメリハリの利いた画を見せてくれていたのだが、新Sケーブルを直接つないだ画との違いがわからなくなってしまったのだ。また、輪郭のシュートを無くすためにシャープネスを最小にしていたのだが、新Sケーブルでは「10」以上にしても輪郭にいやみが無く、くっきりとした画を見せてくれる。輪郭がいやで使うことの無かった500XJのメモリの「STD」(SHARP 50)にしても違和感が無くなったのだ。ということで、純度の高い直接つなぎを選択したので、ビスコムが余ってしまったのである。
この状態でホワイトバランス調整を行い、ブライトネスとコントラストを調整してみたが、

   CONTR 49 −> 60、BRIGHT 49 −> 55

と、かなり明るめはっきりめの画となった。この設定をメモリ2の登録し、CONTRを±10、BRIGHTを±5した値をそれぞれメモリ1とメモリ3に入れて、ソフトによって切替えることにした。これにより、室内や夜間の映像が数段観やすくなったことは言うまでも無い。

 2000年5月27日(土)

朝一番に、またリアスピーカーを壁掛けにしてしまった。スタンド置きでは、いかにもここで鳴ってますといった感じで音場の広がりが感じられないのと、視聴位置がセンターに限られてしまうからである。当然壁掛けにすると前回失敗したように音の定位性が失われてしまう危険性があるので、今回はリアスピーカーを極力低く、下向きに仰角をつけて設置した。視聴スタイルが床の座椅子に座る格好なので、どうしてもリアスピーカーとの距離が必要以上に開いてしまうのだが、今回は下向きの仰角のおかげか、前回よりは良好な結果を得られた。「DeepBlueSea」の大爆破のシーンでも爆音の中に浸ることが出来た。が、「Matrix」の弾除けのシーンではまだ不満が... これからもリアスピーカーには悩まされそうだが、とりあえずはこの状態で続けてみることにする。

 2000年5月25日(木)

近所の500XJユーザーのFさんが、な〜んと、9インチ管を購入された様である。もちろんマルチスキャンであるから、氏のDV−S10Aのプログレ画像も実力発揮と言ったところの様である。うらやましいのは当然であるが、大きさを聞いて絶句... 1m×75cmで重さ100kgとのこと。専用ケースもアルミ製で、一人で動かせないそうである...(^^; 金額もさることながら、高画質は大きさ(重さ)に比例するものなのか???
すでにお気づきかもしれないが、すべての表現が「...様だ」とあるように、ご近所にもかかわらず私はまだ見せてもらっていない。お誘いも受けているが、怖くて見に行けないのだ。9インチ管の迫力のある、プログレ画像のきれいな画を一度観てしまったら後戻りできなくなるのではないだろうか。だって、液プロを2ヶ月で手放してしまった前歴があるもので...(^^; でも、近いうちにお伺いしますので、その際はよろしくお願いしますね。>Fさん
しかし、Fさんが500XJを買われたのは私とほぼ同時期だった様なので、氏は2ヶ月で9インチ管に乗り換えられたことになる...上には上がいるのよね。オッケーを出された奥様に拍手を送りたい。(^^)/~ うちはまあムリね...(ToT)/~

5月19日付のマクロビジョン信号によるスキューひずみ対策作業の件で、私の場合無償になったと書いたが、これはどうやらケースバイケースのようである。5月19日付の日記に追記しておいたので参照されたし。

 2000年5月22日(月)

昨日、C-Audio(http://www.hifi24.com/c-audio/)で見た500XJと1271QJがもうなくなっていた。決して安い出物じゃなかったのに... 先日、東京のある店に1044QJが4本あるって書き込みがプロジェクター掲示板に出たら数日で完売してたっけ。ひょっとして3管ってブームなの?それとも幻想?SONYさん、3管の開発打ち切りは早まったんじゃな〜い?しかし、ビックリした。今日はそんだけ...

 2000年5月21日(日)

今から十何年も前にLDからダビングしてもらったビデオ「インディージョーンズ・失われたアーク」を大画面で見た。古いテープなので階調の浅いボケた画であったが、ブライトとコントラストを上げ気味に調整してみると、とりあえず音声はステレオだったこともあり結構楽しめた。やっぱり映画は中身が勝負かっ!これが楽しめるのなら、ビデオ「エピソードワン・ファントムメナス」も買おうかしら...

こんぶさんの掲示板を見てみると、塾教師さんたちによる88ESセンターの実験結果がアップされていた。こんぶさんが88ES一発のセンタースピーカーエンクロージャを作られる件があり、思わず発注してしまった。本来ならリアも揃えてしまうべきなのだろうが、これは次のステップにさせてもらった。リアが聴こえなくなる5.1chを体験したいってか...(^^;

 2000年5月19日(金)

本日、ソニーサービスさん(「さん」が付いている点に注目...)が来て、マクロビジョン信号によるスキュー歪障害の対策をしてくた。結果だが、これが大成功!!!これまでのストレス(一度、気になったら我慢できない...(^^;)からスッキリ解消された。この前来ていただいた方と同じ方だったし、初めての作業だそうで、首を傾げっぱなしの作業だったので、本当のところひやひや物だったのだが、チップ抵抗の取り替え方等、プロの仕事を見たって感じ... はんだコテなんて、素手で触っちゃうんだから...(^^; 具体的な内容は、ハイブリッドIC(IC15)の交換と、BB基盤のチップ抵抗(R231)の交換。これにて上部の走査線が右方向に流れる不具合は解消され、交換したハイブリッドIC上の半固定抵抗を微調整することで上部の青白い線も消せた。...で、気になる代金の方だが、交渉の際に1044QJのユーザーが無償対応してもらっていることをあらかじめ言っておいたおかげか、なんと無償であった。おまけに「ご迷惑をおかけしました」なんて丁寧な言葉までいただいちゃった。こりゃ、皆さん、やってもらわない手はありませんぜ、旦那... 500XJのユーザーの皆さん、お近くのソニーサービス様に相談して見ましょう。

追記:上記サービスが無償になるかどうかはケースバイケース(購入先、購入形態...等)のようです。部品代8000円、出張修理費20000円程度が請求される場合もあるようなので、ソニーサービスさんに依頼される場合は、あらかじめ費用について確認・交渉されることをお奨めします。
また、効果についてもばらつきがあるようで、完全に歪みが取りきれない場合もあるようです。この点についても十分ご理解の上でご依頼されるようお願いします。

 2000年5月17日(水)

「BeingJohnMalkovich」(米盤)を鑑賞。内容はなんとも奇妙なお話。自分的には好きな部類に入る話なのだが、目が異常に疲れてしまった。全体的に階調が不足気味で暗い場面が多いせいもあるが、その暗い場面に電灯とか明るい部分が同時に写り込んでいる場合が多く、これが目に辛かった。このような場合、どのように調整すればよいのだろうか?まず考えられるのは、コントラストを下げる方法だろうが、暗い階調のない画が一層見にくくなってしまう。ブライトを上げると一気に黒色が浮き出してしまう。同じくらい画調でも「TheBoneCollecter」とは異なった調整が必要なようだ。また課題が増えてしまった...

マクロビジョンの件で、19日(金)にソニーサービスが来ることになった。1044QJをお使いの方より、1044QJにはマクロビジョン信号による垂直同期異常の対策基盤があり、これによりスキュー歪みもなくなった旨を聞いていたのだが、これについては販売チャンネル(1044QJは業務用)が異なるためにソニーサービスには情報がないそうだが、それに代わる対策として、プロジェクター掲示板で報じられていたDA基盤の抵抗取替えとジャンパー取り付けに加えて、今回は新たにICの取替えもしてくれるそうなので、ちょっと期待が出来そうだ。

 2000年5月14日(日)

この週末の出張の際に航空機に乗ったのだが、そう言えば3管購入後最初のフライトということで当然気になるのが機内の3管プロジェクター。機材が全日空のボーイング767だった為か比較的横幅の狭い小型のものがついていたが、さすがに客室乗務員に「この3管はなんですか」と聞くわけにもいかない(当然答えられるわけも無いが...)ので機種は不明。横幅は500XJなみだったが、奥行きは長めだったようだ。さてその画質は...意外とレジは合っていた。(航空機の3管のレジは狂っているものという固定観念有り...)しかし、ブライトが思いっきり上げてあるため黒浮きどころか黒色が黄緑色になってしまっている。思わず後ろの席に移ってテレビで見てしまったほどだ。
家に帰って我が家の500XJを見てみたが一層ほれ込んでしまった...って、全くの親バカ状態。3管の調整に悩んだ際は航空機に乗ることをお奨めする。自分の3管のすばらしさと調整の程を見直すこと請け合いである。

 2000年5月9日(火)

以前ソニーサービスからの情報どおりにやったがほとんど効果を得られず、それ以来あきらめていたDVDのマクロビジョンによるスキュー歪だが、VHP−1044QJユーザーより、ソニーの業務用機器部門に直接相談したところ、出張修理(ソニーはバージョンアップと表現していた模様)で対応してくれたという情報が入った。内容は30分ほどの作業で、中の部品をいくつか交換して以来歪は取れたとのこと。また、障害対策ということで、料金はかからなかったそうである。ちなみに、1044QJは500XJの業務用バージョンで、コンポーネント入力対応以外の回路まわりはほぼ同等の様である。
早速、ソニーお客様相談窓口にこの旨を問い合わせたところ、ソニーマーケティングプロフェッショナルサービスセンター、ソニーシステムサービス特機サービスセンターと回されて、結局最後はまたソニーサービスが担当するとのこと。前回埒があかなかったことを説明したら、その際は500XJで情報を探したので見つからなかったのかもしれないので、今回は1044QJの線から探してみるとの事。回答は来週あたりと言うことなので、期待せずに待つことにしよう。

 2000年5月8日(月)

連休の間にこんぶさんからKB−88ESの最終調整手順書のFAXをもらっていたので早速実施。内容は底板の強化とユニット周りの板の追加とフェルトの量の調整。
こんぶさんは低域の量感を心配されていたが、私のKB−88ESのフェルトの量が元々多かった(幅10cm)せいか、調整後(幅5cm)も低域は十分出ているようだ。先日の調整の際の課題だった、ドラムス(特にシンバル)の喧しさは消え、中域から低域あたりの音も締まった、あるいはまとまった感じがする。(ひょっとするとこれがこんぶさんの言う量感が減ったという現象かな?)特にボーカルに張りが出たような気がする。総合的には量感は十分確保しながら音のまとまりが一層良くなったと言った感じか。とりあえず、今回の(最終らしい...)調整も成功のようだ。
しかし、最近は500XJをいじらずにKB−88ESばっかり触っている。(安い値段で大変遊ばせてもらってます>こんぶさん)日記の名称からして、もっと500XJもいじってやらねば... まぁ、まだレンズ掃除と言う大ネタも残ってはいるが...(^^;

 2000年5月5日(祝)

KB−88ESの改造の際にできた隙間を木工パテ(エポキシ系)で埋め、そこに着色するついでに再塗装(重ね塗り)をした。これで3重塗り。結果、音への影響は不明。
日本橋のジョーシン1番館でSONYのVW10HTを、ニノミヤで三菱のL2000をともに初めて視聴した。確かに、今までの液晶と比べると非常にきれいな画を見せているし、特にVW10HTは画素も多いので、非常に解像度も高いようだが、やっぱり液晶は液晶...黒色が灰色だ。やっぱ、映画見るなら3管だね。どちらの店もドルフィンや2001が置いてあったが、映してと頼むのも面倒くさいし、もし見て欲しくなったら(買えない&置けないだけど...)やばいので、そのまま帰宅。今日のお買い物はカナレの5C同軸用RCA端子と、なぜか長岡鉄男氏の「世界でただひとつの自分だけの手作りスピーカーをつくる」と言う本... いえいえ、別にスピーカーを作るというわけではないが、ちょっとうん蓄を勉強したくなったので。
帰ってから5C−FB同軸ケーブルでデジタルケーブルを作成し、既存の3C−FBと交換。効果は精神衛生程度かな。デジタルケーブルはちゃんと75オーム整合されたケーブル(ビデオケーブルでも可)なら、高級品でもそれほど差はないそうなので、あまり気を使うことは無いのかもしれない。

 2000年5月2日(火)

迷光対策で、スクリーンの両サイド面に幅90cmの黒布を貼っているが、スクリーンの両端からは30cmぐらい間があいていた為この部分は白い壁紙が見える状態となっていた。この黒布をスクリーンの後ろまで回しこみ、スクリーン横の壁紙が見えないようにしたところ、明るい場面が見やすくなり、また暗い場面も階調が少し増したような気がする。ほんの30cm程度の違いなのに... これは迷光対策とあわせて、視界に白い壁紙を入れないことがスクリーンを見やすくすることのポイントのようだ。いずれ黒布を買い足して、スクリーンの上面と下面にも貼ってみようと思う。なお、黒布は有名なハイミロンではなく、メーターあたり400円程度の安価な布であるが、十分な効果があるようだ。

 2000年5月1日(月)

KB−88ESのユニット周りの吸音材の調整をした。元々はユニット背面(前から見た場合の正面)と天板(上面)と片側の側面(右側)の3面にフェルトが貼ってあったが、ユニット背面の小さなフェルトをはがし、天板と右側面のみに変更した。これで、まず小野リサのボサノバアルバムを数枚試聴。ギターやピアノの音の粒が揃って聞きやすくなった印象だ。次にブルーグラスのインストゥルメンタル(器楽のみの演奏)アルバム、 マーシャルウィルボーンの「ルートファイブ」を試聴。バンジョーなどのアコースティック楽器の音は非常に原音に近くなった印象を受ける。とくにベースのソロパートを聞くと、弦が指板に当たる音が生々しくて鳥肌モノだ。最後にポップス系として、とりあえずパフィーとディキシーチックスを少し聴いたが、ドラムス(特にシンバル)がやかましく感じた。好みの問題もあるだろうし、私はアコースティックを中心に聞くので、このセッティングでOKだが、このあたりに調整の余地がありそうだ。

 2000年4月30日(日)

実は、昨日近所のFさんが帰った後、こんぶ88を改造してしまった。ノコギリで前面バッフルの高さプラス15mmで切断し、カンナで高さを揃え、背面を12cmの長さで開口して、切断部をばらしたて作った底板をはめ込む。文で書くとこれだけだが、なれない大工仕事で都合4時間かかった。(筋肉がパンパン...(^^;アイテテ)
今朝、接着剤も乾き、カンナで仕上げ後早速試聴した結果...おおっ、例のCDのベースの音が聴きやすい、低音がもたついていないし、高音がすごくきれい...かと言って、音域が持ち上がったわけでなく、低域も十分出ているようだ。こんぶ88の改造は大正解だった。これから壁からの位置等、セッティングをいろいろ試して見るつもりだ。F氏より借用した「モントセラト島救援コンサート」をdtsで鑑賞したが非常に良好。御大ポールマッカートニーの元気さもさることながら、エリッククラプトンのギターと、エルトンジョンの声には脱帽。
...というわけで、私の「こんぶ88」も「KB-88ES」に名称変更。

 2000年4月29日(祝)

先日メールをもらった近所の500XJユーザーのFさんとと交換視聴会。まず、Fさんのお宅訪問。
まず、InfinityやB&Wのスピーカをはじめ、私には手の届かない機器群に圧倒される。リビングを視聴室にお使いで、3管はお使いの際に出してこられるとのこと。これでは度々の調整直しとなるのではないだろうか?できるなら常時設置の方が良いのだが... また、現在はスクリーンなしの壁に投影されていた。
早速、パイオニアのサンプル・調整用DVDを見せてもらう。白黒の画面から始まったがしっかりした黒色が出ている。おっ、壁写しの割にはそれをあまり気にさせないきれいな画だ。これはDVDPのパイオニアのDV−S10Aのおかげもあるかな。せっかくだからプログレも見てみたいが、500XJにはかなわぬ夢... また、走査線が見えにくく感じたが、これは壁紙の型押しのせいか?但し、発色は壁紙ではちょっとつらい。Fさんも早急にスクリーンを調達したいとおっしゃっていた。あと、数枚のDVDを見せていただいたが、マトリックスの銃撃戦の場面では、ネオの黒いコートと背景が区別できないところが多かった。これは壁写しのせいもあるが、コントラストをもう少し抑えた方が見やすいのではと思った。しかし、音はさすがにすばらしい。我が家のBLHとはまた趣味の違う音ではあるが、非常に粒のそろった音で、音楽DVDソフトも非常に心地よかった。
氏の500XJは日本橋の○ョー○ンでお求めになったそうだが、その値段には驚いた。私も大概安く買えたと思ったのだが、氏の値段をここで書くとショックを受けられる500XJユーザーの方もおられるのでは?結構きれいな外観で、氏はB管のへたりを気にされていたが、そのようには見えず良い状態に見えた。かなりのお得度である。
続いて我が家にて。定番の「恋に落ちたシェークスピア」や「マトリックス」「フィフスエレメント」等を見ていただいたが、Fさんにも私の500XJの画は気に入ってもらえたようで、お褒めの言葉をもらった。また、こんぶ88の音にも興味を示しておられた。「これじゃ、ほんとうにサブウーファはいらないですね」ともおっしゃっていた。総合的には好印象を持ってもらったようで、うれしい限りである。しかし、こんな近所に同じ趣味、同じ機器を持っている人がいるとは本当に幸運である。今後もちょくちょく視聴させてもらえるよう、お願いしますね。>Fさん

 2000年4月28日(金)

ホームセンターに行ってみたら、例の大理石のような板は本当に大理石で値段は900円ぐらいしていた。値段的には儲かったが、コンクリート板が欲しかったのに... ということで、新たに厚み6cmのコンクリート板を買って帰ったら家内にすっかりあきれられた。
大理石板をリアスピーカのスタンド下に移動し、こんぶ88の下にコンクリート板を敷く。大理石板よりも厚くてしっかりしているせいもあるが、良い感じである。

 2000年4月27日(木)

まず、壁コンを2Pから3Pに付け替えた。ただし、アースは未接続。そもそも壁コンを3Pに替えるのはアースを取るのが目的ではなく、壁コンと電源プラグの接続(差込)をしっかりさせるのが主な目的だそうだが、効果は精神衛生上程度かな?とりあえず、AV専用の部屋になったという満足感有り。(スクリーンと3管置いた時点で、すでにAV専用ルームになっていたが...(^^;)
TGメタルの純鉛インゴット(2.5kg)をこんぶ88にのせて、CDを再試聴。やはり、ベースのボンボン感はある。そこで、何枚かCDを取り替えてみると気にならないものが多い。どうやらベースがボンボン言うのは特定のCDに限られるみたいで、総合的には良い感じである。では、映画の音はどうだろう。dtsサンプルDVDを観てみたが、特に「SavingPravateRyan」の銃撃戦で度肝を抜かれる。以前からこんな音してたっけ?銃声が痛い。どうやら今のセッティングが映画にむいている様な感じなので、しばらくは改造せずに「こんぶ88」のままで使うことにしよう。でも、「しばらく」とは半年か、1日かはわからないけど...ちなみにこんぶ88改は「KB−88ES」へと、名前も改造した模様。

 2000年4月26日(水)

オーディオテクニカのメタル・スピーカー・ベースをこんぶ88の下に3点支持で置いたら、低音のボリューム感は増したが、ウッドベースの音が膨張気味になってしまった。試しに家内に聞かせたところ、「ベースが太鼓みたい」との感想...(^^; TGメタルの鉛インゴットも買ってきたので、明日試してみてそれでも変化が無い様ならこんぶ88改造も視野に入れる必要ありかも... でも、背面を壁から30cm程空ける必要があるそうで、スピーカを前に出すのは少なからず抵抗があるので悩むところだ。

ホワイトバランス調整(というか、ブラウン管の安定した部分探し?)に再度挑戦した。500XJ本体のメモリをSTDにし、全黒の画面でブラウン管直接覗きをして、スクリーン電圧調整VRを明るいほうから絞っていき急激な変化がなくなるところを探す。やはり、これが難しい...が、VRを一定の速さで回すことになれると、あるところで画面がボワッと暗くなるポイントがわかり、とりあえずここでVRを固定した。そして、ビスコムの内蔵グレースケールと「VideoEssential」のテスト画像でホワイトバランスの微調整を行ったが、どうやら私はホワイトバランスがわずかにレッドに偏る癖があるようだ。この点は先日友人からも指摘されていた。そのあたりも注意しながら微調整。そして、「Video...」のテスト画像でブライトとコントラスト、シャープネスの調整を行ったが、この時点でのメモリの値は次のとおり。

   CONTR 49、HUE 50、COLOR 50、BRIGHT 49、SHARP 12

実は「Video...」のテスト画像でHUEとCOLORの調整も行ったのだが、添付のブルーフィルターで合わせたところ、HUEが43、COLORが52となり、白人の顔が赤っぽくなってしまった。ブルー管のみの投影にしても同様なので、私の環境のせいかも知れないが、結局は定番の「恋に落ちたシェークスピア」での微調整で、もとのHUE 50、COLOR 50に戻してしまった。調整の後、「アイズワイドシャット」を観てみたが、一部の場面でトムクルーズの黒マントの色が少し黒浮きしたようだが、反面、暗めの画も無理なく楽しめた。

 2000年4月23日(日)

スピーカ下に敷くためにホームセンターで30cm×30cm×3cmのコンクリート板を購入...のつもりだったが、コンクリート板が厚みが6cm程度有り、とってもこれを2枚も持って帰れそうに無かったので、横に置いてあった厚み3cmの見た目がいかにも花崗岩のような、しかしコンクリート板と表示されていてしかも値段が1枚198円の板をレジに持っていった。ところがどうも表示が間違っていたようだが(どう見ても198円は安すぎる...さっきのコンクリート板は300円以上していた)、結局そのままの値段で売ってくれた。ということで、つくりものなのか、自然岩なのかわからずじまいだが、とにかくこれをカーペットの上に置いた2mm厚のベニヤ板の上に置き、その上に直にこんぶ88を置いてみた。結果、幾分低域が締まったように感じる。

 2000年4月22日(土)

友人が自分のスピーカを持って視聴にやってきた。まず、フロントスピーカのこんぶ88vsYAMAHAのNS−10M。NS−10Mは整理された整然とした音と言う印象に対して、こんぶ88はすべての音が出てしまっているという感じ。これは好みによって評価は分かれるところであろうが、友人の評価も、中域から低域についてはこんぶ88の方が勝っていることについては同じであったが、低域のタイミングが少し遅く感じたそうだ。こんぶさんの掲示板では低域を改善するこんぶ88の改造(のこぎりでちょん切るらしい...)が話題になっているが、私は特に不満は感じていないので、当面はこのままにしておくつもり。
次にDENONのサブウーファーの有る無し。面白いことに、「Matrix」の銃撃戦の場面ではそれほどウーファーの効果が感じられなかったのだが、「恋に落ちたシェイクスピア」の観客の喝采の場面のBGMが乗り上げるところでは、ウーファーの音量を絞っていてもはっきりと効果がわかる。感情の盛り上がり方が違う。激しいアクションシーンよりもドラマのBGMに効果があるとは...やっぱ、サブウーファー欲しいかな?
最後に先日壁掛けにしたリアスピーカだが、 「Buena Vista Social Club」の初めのホールの観衆の場面ような音場の広がり感は壁掛けの方が効果はあるのだが、反面、「Matrix」の弾除けの場面では音の方向性が漠然としてしまったようだ。これは、私の視聴状態が床の座椅子に座っているため壁掛けのスピーカまでの距離が開きすぎるため、リアスピーカから出た音が前面の壁に反射してしまい、音の方向性があやふやになってしまったようだ。そこで、また床置きに変更。ただし、スタンドの高さを35cmから60cmに変更して、スピーカの位置を耳の位置よりも高くした。こうすると 「Buena...」の観衆が頭の近くでなっているように聞こえてしまうのだが、「Matrix」の弾除けのようなサラウンド感のほうを優先とした。

 2000年4月21日(金)

「画面が少し明るくなる前の状態」とは、こんぶさんによると「メモリをSTDにして明るいほうから絞っていき急激な変化がなくなるところ」と言うことだが、これがなんとも判別がむずかしい。しかし、氏の裏わざの本来のねらいは、ゲイン調整の無い500XJにおいて、スクリーン電圧の変化に対してのブラウン管の明るさの変化が一番安定した部分を見つけることにあるようだ。このポイントを見つけて、徹底したグレースケール(白黒画面)を用いたホワイトバランス調整(灰色から色をなくす)がしっかりできれば、あとの色調整は好みの問題で、思いのままだそうである...ここまでできれば達人だね。でも、一歩でも近づきたいものである。
ビデオエッセンシャルのブライト調整画面と「恋に落ちたシェイクスピア」のチャプター10から11でBRIGHTとCONTRの確認を行ったが、なかなか良好なようである。

 2000年4月20日(木)

レンズあおり角の初期設定の件でソニーサービス京都の担当者さんが来てくれた。...でその結果だが、このままでよいらしい...(^^;
でも、特約店マニュアルの床置きの指示どおりの高さまでレッド・ブルー管が上がってこないと言うことはあおり角が低くなっているのは間違いないので、このままでピントはあうのかとか、ブラウン管中央からずれることによる歪みは取れるのかとか結構突っ込んだけれども、やっぱりこのままでいいそうだ...(^^;
レッド・ブルー管の調整範囲の中にグリーン管が入ってくるのなら不具合ではないとの説明。挙句の果てに「良くここまで調整されましたね」とさんざん誉めたあげくお帰りになった...(^^;
先日、グリーン管の横方向のリニア調整についてソニーサービス関西にも電話した際も同様でちんぷんかんぷんのようだったし、やっぱり頼れるのはネットの先輩達だけのようだ...感謝感謝。m(_._)m
...ということで、レンズのあおり角は後日のレンズ掃除のときまでお預けと言うことに。

このページを読んで頂いている方よりメールを頂いたのだが、なんとその方のお住まいが我が家から歩いて数分の近所であることが判明!!! この方も、最近中古で500XJを購入されたところだそうで、やはり調整に悪戦苦闘されている様子。私同様、他の方の500XJを見た事が無く、本当に自分の500XJが性能を発揮してしているのか不安に思っておられたそうだ。近いうちに(本当に近い家だ...(゚゜)\baki☆)お互いの500XJを見せあいするお約束をした。しかし私のような物好き(失礼)が近所にもう一人いたなんて...びっくり。
この方のところにもブルー管のフォーカスの件でソニーサービスが来たことがあるそうだが、その際も何もせずに画像を誉めて帰ったそうだ。多分おんなじ人が来たのだろう...(^^;

昨日の課題、「画面が少し明るくなる前の状態」について再トライした。昨日と違う点は、無信号をケーブル断から全黒信号(DVDで映画の始まる直前)に変更、調整の際の本体メモリーをSTDからCONTR 50、BRIGHT MINに変更、そして「画面が少し明るくなる前の状態」の判別をブラウン管の直接覗きから以下のように変えてみた。
画面にシネスコサイズのスクイーズ画像を映し、タイトルロールのように全黒画面に白い文字だけが表示されている場面で、シネスコサイズの外の範囲と、16:9投影範囲の外の部分が区別つかなくなる点を各管で調整した。まず、全管のVRを絞り、ひと管ごとにVRを上げていき、先程の境目がわかるかわからなくなる点で止める。これをそれぞれの管で行い、グレースケールで微調整する。ブライトとコントラストの調整は昨日のとおりとした。
この状態で、500XJ本体のメモリの値は次のとおり。

   CONTR 50、HUE 50、COLOR 50、BRIGHT 04、SHARP 12

はたして、この画が良いのやら悪いのやら?とりあえず、多少黒浮きを犠牲にして、「TheBoneCollecter」のはじめの暗いタクシー内の場面の人物の表情、白いベットに横たわるワシントンの顔の表情がわかるように調整したが、はたして自分のホワイトバランス感性にも自身がないので、やはり第三者に観て評価してもらうしかないようだ。

 2000年4月19日(水)

ソニーサービスが、あちらの手違いで明日に変更になったので、こんぶさんのホワイトバランス調整の「裏わざ」にトライしてみた。
まず、ビスコムのエフェクトをかけないようにするために、 工場出荷状態のメモリ1(ノーマル)の状態にした。この状態で画像がグリーンに偏っていることに気付く。このためにHUEとCOLORの値がおかしかったのか?500XJ本体のメモリーはSTDとした。次に無信号状態にするために、Sケーブルを引き抜いたが、ノイズが出て少し明るくなったかもしれない。全黒信号(こんなものがあるのかどうか...(^^;)の方が良いのかも?これは次回の課題に。そして、各管を直接覗き、画面が少し明るくなる前の状態にスクリーン電圧VRを調整するのだが、ここがなんとも難しい。まず、VRを絞ると真っ暗になるが、少しずつVRをまわしていくと、まずノイズのようなものがちらほら見え出す。そして下のほうがボワッと明るくなり、やがて画面全体が明るくなるが、どこに合わせればいいんだろう???とりあえずノイズが出はじめる寸前に合わせることにした。
3管とも同様の調整をして、次にグレースケールあるいは白黒画像を表示して、色がのらないように微調整(強い色を弱く調整)をする。これまた難しい... 緑がかっていると思いグリーンを絞ると赤が目立ちだす、これを絞ると青が目立つ... 結局一からやり直し... これの繰り返しである。
ある程度のところで妥協して次のステップ、ブライトの調整へ。この状態だと黒がかなり浮くのでブライトを下げて調整するらしいのだが...暗い...ブライトを下げるどころか、上げなければ見れたものじゃない...(^^; こんぶさんの手順とは違うが、ここでもう一度グレースケールを表示して、真っ黒と次に暗い灰色のバーが判別できるところまでブライトを上げて、白と次に明るい灰色のバーがしっかり区別できるまでコントラストを下げた。
この状態で、500XJ本体のメモリの値は次のとおり。

   CONTR 40、HUE 50、COLOR 50、BRIGHT 80、SHARP 05

ブリッジさんから聞いていた、こんぶさんが500XJ−2を調整した値では、BRIGHTは「MIN」(!)とのこと...(^^; どこか間違ったのかしら?考えられるのはまず「無信号」をどうするか。無接続ではノイズのようなものが見えたため、正確ではなかったかもしれない。これは真っ暗な画面を映したほうがいいのかもしれない。そして、最大のポイントは、「画面が少し明るくなる前の状態」をどのように解釈するかだろう。これについては再度こんぶさんの指導を仰ぐしか無さそうだ。
とりあえず、この状態で画を見てみたが、コントラストを抑えた為か、一見ボーっとした眠そうな画に見えたが、他のメモリーと切替えて比較すると、見える情報が多くなっていることに気が付いた。また、見やすい画にもなったように思える。ただし、ホワイトバランスが不完全なため、未完成な画である事には間違いない。とうとう、素人最大の壁に突き当たったかっ...(^^;

 2000年4月18日(火)

ブルー管のジャストフォーカスの件だが、こんぶさんによるとカラーバランスは保てているとの事。よって、ジャストフォーカスとカラーバランスの両立は可能だそうだ。本来、500XJのスクリーン電圧調整はバイアス側の調整のみでゲイン側は調整できないのだが、氏はビスコム等無しでホワイトバランスをバッチリと出されるらしい。実は、その「裏わざ」を伺ってはいるのだが、すでにバイアス側の調整は済んでいたので、そのままにしていたのだ。氏からはHUEとCOLORのバランスについてもご指摘を頂いたが、これも初期のカラーバランスのいいかげんさが招いたものかもしれないので、近いうちにビスコム抜きで、氏の「裏わざ」にトライしてみるつもりだ。ただし、氏はホワイトバランスに対して非凡な感性を持っておられる(氏に調整してもらった多くの方の証言...)そうなので、ど素人の私に出来るかどうか...(^^; それに私は、COLORを濃い目に設定してしまいがちな様である。氏によると、500XJは元々色が濃い目なので、50よりも大きくすることとはないらしい...こりゃあ、一からやり直しかっ!!!

 2000年4月17日(月)

lin linさんよりメールを頂く。その中でブルー管のジャストフォーカス化の弊害について教えていただいた。
ブルーは他の色に比べて光出力が弱いので意図的にデフォーカスしてある(これはD50もG70もG90も同様)ので、グリーンとレッドのフォーカスはぴったり合わせて良いが、ブルーはぴったり合わせるとホワイトバランスが合わなくなるとのこと。私は、ジャストフォーカスを狙い、カラーバランスはバイアス側は500XJの基板上のスクリーン電圧ボリュームで、ゲイン側はビスコムで調整しているが、これでは全域にわたってカラーバランスを合わせるのが難しくなってきてしまうそうだ。確かに、スクリーン電圧でバイアス、ビスコムでゲインを調整しても、中間部分に少しブルーがのっているように感じていたのだ。lin linさんの知り合いのソニーのプロジェクター関係の人も、「解像度かカラーバランスかの選択ですよ!」とおっしゃっているそうだ。ちなみにシャークでもジャストフォーカスにするとカラーバランスは崩れるらしい。
ただし、カラーバランスを無視してジャストフォーカスされている方も多くおらるし、私の場合はすでにブルー管のフォーカス調整VRを動かしてしまったので、これから、ジャストフォーカスとカラーバランスの妥協点を探していこうと思う。

かねてより、特約店マニュアルの床置きの指示どおりの高さにスクリーンを吊るしても、その位置までレッド管とブルー管のセンターが上がってこない件を購入先に問い合わせていたのだが、やはりレンズのあおり角が初期設定と変わってしまっているようなので、近日中にソニーサービスを派遣してくれるそうだ。その際には技術者の方にいろいろと質問してみたいと思う。

 2000年4月16日(日)

リアサラウンドスピーカとしてYAMAHAのNS−1000MMを自作スピーカスタンド(高さ40cm)にのせて使っていた。AVアンプSONY STR−V828Xのバーチャルマルチディメンジョン処理で、仮想的にスピーカが高い位置にあるかのように設定できていたのだが、やはり下から聞こえるのはどうしようもない。そこで、壁吊りにしてみた。スピーカー裏面に付属の金具を取り付け、その釘引っ掛け穴に小型の鎖を引っ掛けて、これを壁に立てたねじ釘に吊るし、少し下向けに傾けた。もしもの落下防止に、ケーブルをかぎ状のねじ釘で固定しておいた。アンプを再設定後、「エネミーオブアメリカ」を観てみたが、ヘリコプターの音等サラウンド感が増したようだ。「エネミー...」は非スクイーズだが、内容にのめり込むと走査線も気にならなくなる...しかし、走査線が見えることは否定できないが...(^^;

 2000年4月15日(土)

電源投入時の各色のレジのくるいが、他の方より聞いた状態よりも大きい点がかねてより気になっていた。走査線1本程度なんて方もおられたが、私の500XJは、クロスハッチパターンの線1本分などということもあった。
最終移動をしてから1週間たった今日は、電源投入直後で、リモコン上のセンタリング調整のカウンターで2〜3程度で収まっていた。これなら電源投入直後から気にせずに鑑賞できる。これは部屋のカーペット床が落ち着いてきたからだろう。実は先日、ラックを固定するために足の底に金具をかませて床に釘付けしていた。これで、設置位置も固定したし、レジも落ち着いてきたので、レジ調整のわずらわしさ(楽しみ?)から開放されて、ソフト鑑賞に専念できるぞっ...と思いきや、lin linさんよりメールでレンズとブラウン管の清掃の裏技を聞いてしまった...かねてより、調整ボリュームの調整範囲の中央とブラウン管に表示されるのクロスハッチパターンの中央が合っていない点が気になっており、原因としてレンズの角度が怪しいと思っていたので、これの確認・修正のためにもやってしまいそうだ。この作業は1日まるっきりかかりそうなので、すぐには時間が取れそうにはないが...まだまだ泥沼が続きそう(^^;

今月号のFMフアンにマランツDV−18のダイナミックテストがのっていた。長岡氏の評価は、画質は大変よいが、音質は迫力と分解能にかけるとのこと...(^^; まっ、私は大音量では聞かない(聞けない?)ので、別にいいけど...(ぶつぶつ...)
私はCDプレーヤとしてもDV−18を使っているのだが、鑑賞音楽ソフトはブルーグラスやケルト、ボサノバ等のアコースティクミュージックがほとんどなので、こんぶ88との組み合わせで何の不満も無い。画質が高く評価されているので、私にとってはうれしい評価と言えるだろう。なんと言ってもマル秘機能があるんだもんね...先日、「あの人」からも問い合わせのメールが来た...隠れた名機になるか?

 2000年4月12日(水)

「VideoEssential」を用いて画質の調整にトライした。
私の場合、間にビスコムをかませているが、前提としてビスコムのBRIGHT、CONTR、COLOR、HUEにあたるパラメータは初期値のままとして、ガンマ値とホワイト調整のみの使用としている。

まず、DVDソフトとしての操作性だが、めちゃ悪...(^^; 私の勉強不足のせいもあるが、とにかく映画のように思った場面を呼び出すことが出来ない。これは今後の研究課題に...
構成は音声調整〜画質調整となっているが今回は画質調整が目的なので、Nextキー押しまくりで、Chapter9へジャンプ...まず、BRIGHTの調整。灰色のバーが見える状態で黒色のバーが見えなくなるまでBRIGHを下げていくのだが、元々暗めになっていたのか、50が57に7ポイントアップとなった。
次にCONTRの調整。白が膨張して黒い直線が曲がってしまう直前までCONTRをさげるのだが、ここだと言う点を見つけるのがなかなか難しい。これは60が58に、2ポイントダウンとなった。
そしてSMPTEカラーバーを表示して、添付のブルーフィルターを通して覗く、COLORとHUEの調整。両端のバーとその下のクロマセット信号が同じ明るさになるようにCOLORを、また内側の2本のバーが同様に同じ明るさになるようにHUEを調整するのだが、それぞれが干渉しあうので、これまたぴったりあわせるのが難しい。そこそこのところで妥協して、ブルーフィルターを通さずに見て、黄色がオレンジ色にならず、赤色が膨張しない手前までCOLORを微調整する。これで、COLORは52から61へ、HUEは42から41へと変わった。
最後にテストパターンを見ながらSHARPの調整。強調された輪郭エッジが目立つ手前まで値を下げた結果、39が12までポイントダウンとなった。MINまで下げても良さそうだったが、500XJのフォーカス性能を補う意味で少し高めとした。

このあと、いろんなサンプル画像(動画)が出てくるのだが、その後の「TheBoneCollecter」(米版)鑑賞とあわせて、調整結果の感想。
まず、BRIGHTとCONTR調整のおかげで、「TheBone...」の暗い場面(多い...(^^;)でも見やすくなったようだ。反面、BRIGHTが7ポイント大きくなったせいで黒が少し浮き気味になった。特に、タイトルロールのような全画面が暗い部分ではスクリーン上の投影部分と非投影部分の差がはっきりとわかる。黒浮きと画面の見易さは、どこかで妥協しなければならないのだろう。
そして、COLORが大きく上がり、HUEが1ポイント下がったので、さぞかし肌色がオレンジ色になるかと思いきや、肌色は非常に自然になっている。このあたりのパラメータの関連は全く???である。パラメータを前のメモリーに切替えると人の顔が死人のように...今までどんな画を見てたんだぁ〜!!!
SHARPを下げた結果も決してボケた画にはならず、逆に立体的な絵になったようだ。液プロのときも感じたが、不自然な輪郭強調が画をベタッとしたものに見せていたのかも知れない。
このように「VideoEssential」を用いた調整は非常に効果的だった。もちろん黒浮きと見易さのバランス等、不慣れにもよる課題も残ったが、何度か繰り返すことでもっといい絵を見せてくれそうである。

なお、「TheBone...」だが、dts音声がついていて◎、画質も良くて◎だったが、字幕の字が大きく、また表示位置が発言者につれて動くと言う画期的(?)なものだったので慣れるまで大変見にくく感じた。この表示方法は賛否両論を呼びそうだ。

 2000年4月11日(火)

DVDExpressより「VideoEssential」と「TheBoneCollecter」が到着。「Video...」を少し見てみたが、日本女性ナレーターの早口は噂どおりだった...(^^;
「Video...」を使った調整および「Bone...」の鑑賞は明日以降の予定。

 2000年4月10日(月)

なぜか近所の店では売り切れ状態が続いていた「私をスキーに連れてって」をやっと入手。早速観たが、す〜んごく良かった!もちろん画(でも、スクイーズ)や音(ステレオ)は大した事無いが、三上博ら演じた主人公達が当時私とほぼ同じ年齢であったっことも手伝って、我が青春の日々が走馬灯のように...ああっ、スキーしたいっ!
やっぱ、テレビで見るより何倍も良かった...さすが大画面。しかし、これで3000円なら売れて当然でしょう。
ちなみに、今日は調整は一切いじらず。

 2000年4月9日(日)

昨日の続き。この作業は土曜日に行ったものである。
カラー調整の際、あらかじめ500XJの画質を、CONTR 60、HUE 42、COLOR 52、BRIGHT 50、SHARP 39、D−PIC OFF、Y DLAY STDに設定した。
まず、スクリーン電圧調整VRでのバイアス調整。本来ならビデオエッセンシャルのグレイスケールを使うべきなのだが、未入手なのでビスコムVSS7000IIの内蔵7段階グレイスケールを使用する。だが、この0%(真っ黒)と17%(次の灰色)を判別しようとすると黒が浮き、黒を沈めると灰色の判別が出来なくなるので、どのあたりで妥協するかで大いに悩んだ。とりあえずは、ビスコムの数値がノーマルの状態で、スクイーズのシネスコ画面を映し、上の未表示部分と未投影部分がわかるような、わからないような微妙なところに調整し、あとはソフトによって、ビスコム側のファンクションキーでいくつかの設定を切り替えるようにすることにした。
私は、DVDプレーヤと500XJの間にビスコム(色差オプション有り)をはさんでいる。500XJの場合、コンポジットとS入力しかないので、ビスコムは不要と言う意見も多いが、私はDVDプレーヤ出力をコンポーネントに出来る点(最近のDVDPはS出力を手抜きしていると言う噂有り?)と、ビスコムのファンクションキーで、ソフトによって設定を切り替えられる点に効果を見出している。また、500XJはバイアスとゲインをスクリーン電圧VRひとつで行うようになっているため、この点でもビスコムをはさむ事が有効である。
次にグレイスケールに色がのらないように微調整する。バイアス側(黒)は500XJのスクリーン電圧VRで、ゲイン側(白)はビスコムの各色のGAINで調整した。
そして、ビスコム側で黒側のガンマ値を調整したが効果はちょっとあったかなといった感じ。
これでひとまず完成である。ここまでで合計約3時間かかった。
この後、お決まりの「恋に落ちたシェークスピア」で、調整後のチェック。やはり暗部の階調表現に不満を感じたが、これは今後の課題と言うことにすれば、まあまあの出来と思われる。(基準があまあまだが...(^^;)

ここからは、今日(日曜日)の日記。
朝一番に3管の電源を入れてみると、レジが大きく狂っている。またかっ!!!と思ったが、ここは冷静に、リモコン上のセンタリング調整をしてみると、この操作だけで昨夜の調整直後並みの状態に再現できた。部屋がカーペット床なので、3管もカーペットの上に置いたラックの上に設置されているので、少しでも設置位置を変えると、カーペットが落ち着くまでレジが微妙にずれるようだ。ただし、傾いたり、ねじれたりするわけではないので、通常のリモコン操作で対応可能のようである。
昼間の花見(京都御所の一般公開)の後、夜に「eXistenZ」(米版)を鑑賞する。このソフトは暗い場面がほとんどなので、やはり昨夜の課題であった暗部の階調表現に問題を感じたが、黒浮きとのバランスは今後追い込んでいこう。部屋の迷光対策ももっと徹底する必要があるかもしれない。壁紙が白だもんね...やっぱりハイミロン投入か?
このソフトは2回目の鑑賞だが、1回目よりものめり込めた感じ。はなしにのめり込むと、画面が暗い場面も特には気にならなくなっていたようだ。

 2000年4月8日(土)

今日は一日時間が取れたので、スクリーンと3管の位置出しからの再調整にトライした。
2時間以上暖気運転したのだが、その間にも各管のクロスハッチが大きく動くことがわかる。本当は4〜5時間は必要なのかもしれないが、ずれればまた合わせればいいと思い、調整に入る。
まず、横方向の位置出しだが、(1)レッド管の下にメジャーのフックを引っ掛けて、スクリーン右端までの距離、(2)スクリーン左端までの距離、(3)ブルー管の下にフックを引っ掛けて、スクリーン左端までの距離、(4)右端までの距離...を測定し、(1)と(3)、(2)と(4)それぞれが同じ値になるまで根気強く3管の位置を動かす。これがぴったり出るまでに、約30分かかった。投影画像横方向のセンターは、この状態でクロスハッチパターンを投影し、左右がぴったりとスクリーンに入るように調整した。この状態で、画像のセンターはスクリーンのセンターに対して1〜2cm右にずれているがそのままとした。
次に上下の高さだが、3管それぞれの調整VRを全部センターにして、3色の平均の位置をセンターにした。先日再調整した観易い位置とは大差なかった。
続いて各管のフォーカス合わせだが、方法は依然書いたとおり。ブラウン管直接除きの際にはスクリーン電圧VRで光量を思いっきり絞ったほうが合わせ易かった。
周辺のフォーカスはすべてぴったり合わせるのはムリのようなので、字幕表示位置あたりをぴったりあわせるように心がけた。
レジあわせは今までどおりの特約店マニュアルに従った手順で行う。違う点は、ブルーをあわせる際、まずレッドにあわせ、ホワイトにして微調整するところだ。今回は各色個別のあわせ込みよりも、このホワイトでの微調整に時間を取った。
だんだん我が家の3管の癖もわかってきた。3管共のクロスハッチパターンが左側に少しずれがあるため、この部分を完全に合わせこむのは不可能である。そこで、中心部、字幕表示部分、外周部とプライオリティ付けを行い最外周部については、多少のずれは目をつぶった。
最後に画像表示範囲をスクリーンの範囲よりも少し広めに調整。これはマクロビジョンによるスキュー歪みをごまかすのにも効果的だ。本来なら真円を含むテストパターンで縦横比を決めるべきなのだが、これはビデオエッセンシャルが来てからにする。
ここまでで、合計2時間あまりかかった。
この後、カラー調整となるのだが、文が長くなったので、書き込みは明日に回すことに...

 2000年4月7日(金)

横方向のリニアリティ調整方法について、ソニーサービスから回答あり。
「特約店マニュアルに載っている以上に調整できる箇所無いですよ。」
...つまり、横方向のリニアリティ調整ボリュームは無いみたい...(^^;
こんぶさんや4ADさんからもアドバイスのメールいただいたが、スクリーンと3菅の位置調整で追い込む以外なさそうだ。
...で、気が付いたのだが、特約店マニュアルには「センターを合わせる」と言う項目が無い...クロスハッチパターンがスクリーンからはみだしている場合はプロジェクタの位置を調整するとあるだけ...ひょっとしたら、このままでも良いのかもしれない。4ADさんのところも100インチで1cm程度は左右が違うそうだし...
まぁ、調整のやり直しも最近は楽しくなってきた(マゾか...(^^;)ようなので、またいろいろとやってみることにしよう。
おっ騒がせいたしました〜っと...(^^;

夜は、音楽関係の友人2名を招いて 「Buena Vista Social Club」(米版)の鑑賞会を行った。
しかし、「Buena...」の前にテスト映写した「Matrix」の弾除けシーンの衝撃が大きかったせいか、「Buena...」は半分ぐらいまで見た後は早送りで早々に終了し、急遽「Mummy」鑑賞会に変更。
2人とも、大画面とグゥワ〜ン、ド〜ン、バッキュ〜ンの音響に満足して帰った模様。
また、こんぶ88の音の良さには感心していた...こんぶさん、本当にいいものをありがとう。

 2000年4月6日(木)

投影画像の上下位置を観易い位置まで下げて、再調整した。
特に歪みが大きくなってレジ調整し難いと言うこともなし。

 2000年4月5日(水)

今日は投影後2時間経っても昨夜合わせたレジが戻ってこない。
これはまだグリーン管の表示位置が初期設定値と違うからなのだろうか?
...と言うことで、本日もグリーン管のセンター合わせで試行錯誤...(^^;

昨夜、グリーン管の横方向は目視で合わせたが、縦方向はどうもよくわからない。
そこで、特約店マニュアルの床置きの指示どおりの高さにスクリーンを吊り直し、そのセンターマークにグリーン管のセンターをあわせる...きっと、これがブラウン管のセンターなのだろう。
そして、これにレッド管を合わせれば...うっ、ボリュームがこれ以上回らない!
そう、マニュアルどおりの位置までレッド管のセンターラインが上がってこないのだ...(^^;
これって、どういうこと???>ソニーさ〜ん
ひょっとしてレンズのあおり角とかが初期設定と変わっちゃってるんだろうか?
そのうえ、ブルー管はもっと下で止まってしまう。
教科書(マニュアル)どおりの設定が出来ないっちゅうことは、好きな位置で見ろって事なのかしら...トホホホホ (ToT)/~
この件については、購入もとのアバックを通じてソニーに問い合わせてもらうことにする。

こんぶさんの掲示板で、ビスコムを使わないホワイトバランス調整の裏わざと、ブラウン管掃除の効果を教えてもらう。
ホワイトバランスについてはビデオエッセンシャルが届いたらビスコムでやることにして、ブラウン管掃除も近いうちにトライしてみようと思う。どうせマニュアルどおりのセンターだし出来ないようだし...って、決してヤケにはなってるわけではないのでご安心を... (^^)/~

 2000年4月4日(火)

バンドの練習がボツになり時間が出来たので、こんぶさん、ブリッジさんに教わった方法で再調整してみる。
まず、ホワイトの横方向のリニアリティが、 2列目の左から3つ目のアイコンの無い調整ボリュームで調整できるかどうか...何の変化もない...(^^;
と言うことで、しょっぱなから当てが外れてしもうた...(ToT)/~ やっぱ、調整でけんのやろうか?(@@)

気を取り直してグリーン管のセンター出しにチャレンジ。
こんぶさんの教えどおり、まず グリーン、ホワイト関係の調整ボリュームをすべて中間の位置に戻す。そして、横方向は本体を移動、縦方向はスクリーンを移動させ、グリーンのみのセンター出しをして、スキューやボウなどの調整をしたが、依然横方向のリニアリティは右よりも左の方が広くなり、瓢箪形の歪も取れず。
そこで、得意のブラウン管直接覗き込みをしたところ、ブラウン管中央に対してクロスハッチが大きく左側にずれているではないか...目視で大体中央になるようにボリュームを調整すると、もちろん画像も大きく右側にずれてしまったので、再度本体を移動させる。すると、横方向のリニアリティはまだ1cm程度の誤差はあるが、瓢箪形の歪は大体抑えることができた。
この状態での本体の位置は、部屋の壁からの計算上の位置よりも4〜5センチずれてしまったが、壁の平行度等もあてにならないから(築30年...(^^;)、また、機器自体の経年変化もあるので、これが正しい位置なのかもしれない。
他の色を合わせるレジ調整も幾分楽になったし、精度も上がったと思う。クロスハッチの大外枠よりも1本内側に合わせるというコツだが、私の場合は横方向はこれもなかなか難しいので、2本内側までをあわせるように心がけた。グリーンの横方向のリニアリティが正確に出ればもっと楽にあわせられるかもしれないが...

話が前後するが、グリーン管のセンター出しの後、各管のフォーカス調整をした。
これも、こんぶさんからレンズの直接覗きの裏わざ(?)を伝授してもらった。
まず、クロスハッチをBARのDOTに切り替えてから各ブラウン管を直接覗いて、ドットが最小になるようにフォーカス調整ボリュームを調整した。
次に、表示をクロスハッチに戻し、投影された絵を見ながら、レンズ側でセンター部および周辺部のフォーカスを調整し、最後にフォーカス調整ボリュームを投影されて画を見ながら調整した。
結果、フォーカス感が向上したのは言うまでもない。本当にこの方法は理にかなっている。
ただ、ブルーの調節は難しく、どうしても光軸を細く出来なかった。これはブルー感の蛍光面の劣化が原因であることも考えられるが...

あと残る問題はグリーン(ホワイト)の横方向のリニアリティの調節だが、ソニーに問い合わせてみようと思う。また、調整用のDVDソフト、Video EssentialをExpress.comに発注したので、これが入ってきたら再度トライしたいと思う。

 2000年4月3日(月)

グリーン管の調節について、早速こんぶさんに確認のメールを送る。
ブリッジさんとのメールのやり取りで、ホワイトにも横方向のリニアリティ調整ボリュームがあることを知る...今まで気付かなかった...だってアイコンが書いてないんだもの...(^^;
グリーン管のセンターを元に戻し、横方向のリニアリティを調整すれば今まで悩んでいた歪も解決できるかも知れない。今日〜明日は時間が取れないので、水曜日以降に試してみよう。

 2000年4月2日(日)

Hiviの'99年11月号を購入。「小原さん助けて!」コーナーで500XJ2を取り上げていたからだ。
ほとんど知っている内容ではあるが、500XJの出ている書籍を見ると思わず買ってしまうのよね。

ブリッジさんより早速レポート・メールが入る。お疲れのところ申し訳ないです。m(_._)m
こんぶさんより、グリーン管をいじったことを注意されたとの事...私もいじりまくっている...(^^;
前のユーザーが変わった角度で投影していたのか、購入時のセットでは画像がゆがんでいたので、迷うことなくグリーン管を調整したのだが、緑色で書かれた、タテ・ヨコのセンターとスキューは触っちゃダメだったのかもしれない。
なお、クロスハッチによるレジ調整は、縦横ともに大外の枠より1本内側がピッタリと合うように調整するのがセオリーとのこと。私のやり方でよかったんだね。(^^)/~

 2000年4月1日(土)

今ごろはこんぶさんがブリッジさんの500XJを調整していることだろう...こちらも再調整。
スクリーンを低く吊るす為に、500XJの尻を1cmほど上げていたのだが、歪の原因ではと思い平行にセットしなおしたが、相変わらず歪は取れず。レジ調整も クロスハッチの大外が合わないためこれを無視して、ひとつ内側までを合わせ込むことにする。
これがなかなか良かった様で、調整後の「ノッティングヒルの恋人」も面白く見れた。
今まで嫌いだったジュリアロバーツだが、結構いいじゃん...って単純...(^^;
しかし、ジュリアロバーツとココリコ田中はやっぱり似ている...(゚゜)\baki☆

 2000年3月30日(木)

ブリッジさんよりメールを頂く。4月1日にはこんぶさんがこられて500XJの調整を、そして2日には2人そろって長岡さんの方舟訪問との事。
レポート待ってます。(^^)/~

 2000年3月29日(水)

4ADさんより先日のメールのお返事を頂く。長年のユーザーの方のお話は大変参考になりました。今後ともご指導ください。
LPH−520Jを発送完了...向こうでもかわいがってもらってね...今度は3ヶ月で売られちゃうことの無いように...

 2000年3月28日(火)

520J商談成立!!!(^^)/~

500XJを買うときにブルー管に焼きつきのようなものがあると言われていたのだが、確かにブルー管をレンズ側から覗くと、画像表示区域外の部分が薄く光ってしまっていた。このため、画面を全黒にしても薄っすらスクリーンが光ってしまっていたのだが...
先日の調整で完全に取りきれなかった青白い線だが、ブラウン管を直接覗くとブルー管だけに残っていたので、ブルー管のスクリーン電圧を少し下げてみたところ、青白い線のみでなく、ブルー管の画像範囲以外の部分の光も無くすことが出来たのだ。
これはブルー管のスクリーン電圧が高めに設定されていたので、画像範囲以外のノイズ成分が見えていたのが原因だった模様。ただし、全黒にしてもブルー管を直接覗くとノイズがチラチラと走っているのが見えるから、ブルー管の蛍光体が劣化していることには間違いはないのだが、この程度ではスクリーン上では気にならない。
...と言うことで、結構賢い買い物が出来たようである。

また、スクリーンと500XJの設置位置の関係だが、計算上正しい位置に置いた場合、グリーン管が平行方向に瓢箪型になってしまう。500XJではグリーン管のピンクッションは調整できないので、今のところは瓢箪の膨らんだ方に少しずらすことによってほぼまっすぐな画像を得られているが、反面ブルーやレッドの端の部分のレジがあわせ難くなっている。
やっぱ、3管の調整は奥が深い...(^^;

 2000年3月27日(月)

520Jに3人目の引き合いが...今度は大丈夫かしら?

 2000年3月26日(日)

朝一番にメールを開くと、520Jの2人目の引き合いもキャンセルとの事...やっぱり高いのかしら?
昨夜、「Bug's Life」がきれいに見れたので、満足して寝たのだが、朝起きて見たらレジがくるってる!!!
1時間ぐらい点けていたらやっと元に戻ってきた。今朝はかなり寒かったのだが、やっぱり暖気運転が必要みたい。ぴったりとレジが戻るには2〜3時間かかるのかもしれない...が、観れないって訳でもないので、あまり気にしなくてもいいかな。電気代ももったいないし...(^^;

 2000年3月25日(土)

80インチマットOSスクリーンが来たので早速自作スクリーンと取り替える。しかし、フロアーマット材を使用した自作スクリーンも結構いい線行ってたので、お蔵入りにするのはなんかもったいない感じがする。
80インチは一点吊りだが、V字形のしわが出来るので、S字フックを利用して3点吊りにする。
そして双眼鏡を片手に、レジ調整やり直したが、4:3画面全体をあわせるために「Bug's Life」を使用する。結構良好に出来上がる。

 2000年3月24日(金)

喜びもつかの間、520Jキャンセルされる。が、すぐに別の人から引き合いが入る。

 2000年3月23日(木)

500XJにマクロビジョンでコピーガードされたDVD信号を入れると、画像最上部に青白い線が現れ、上部の走査線が右方向に流れてしまうスキュー歪が発生するが、これを軽減する方法をソニーサービスより入手した。基板上の半固定ボリュームを操作してNTSC信号の周波数をわずかに変更すると言う内容だ。周波数カウンターがある場合は16.72khzを16.4khzあたりに調整するらしいのだが、もちろんそんなものは持っていないので、症状への効果を見ながらの調整になる。
「これってなんの周波数なの?」とこんぶさんの掲示板に書いたところ、こんぶさんより、「これはやらないほうが良いと思います」と言う返事が...見たのはやってもうた後...(^^;

結果は、調整部分までのアクセスに手間取った割にはほとんど効果なし。青白い線は幾分薄くはなるが、走査線の歪みには何の効果もなかった。作業が非常に困難な割に効果も薄く、こんぶさんのおっしゃるようにやらない方が良かったみたい。今後はマクロビジョンを解除する方向で、対策を探すことにしよう。
でも、500XJ内部アクセスの勉強にはなったかな。

デジビ最新号にマランツのDV−18の記事と500XJファミリーの500XJ2と1044QJユーザーの記事が出ていたので衝動買いする。
但し、どちらのユーザーも新機種への買い替えを奨められていたので、なんか複雑...

売りに出していた520Jに早速引き合いが入る。

 2000年3月22日(水)

ビスコムの色差オプションが出来てきたので、接続してレジ調整をやり直してみたが、ちょっとづつコツもつかめて来たようだ。ホワイトバランスの調整は液プロとはちょっと勝手が違う様なので、OSスクリーンが来てからじっくりやってみるつもり。
ビスコムの入力を色差とSで切り替えると、色差の方が色情報が濃い(多い?)ようだ。とりあえずは、DVDからビスコムへはカナレのRCAプラグと3C−FB同軸ケーブルを使った自作ケーブル(各50cm)でコンポーネント接続、ビスコムから500XJへはこんぶさん直伝のプラグ直付けYC分離Sケーブル(3C−FB使用、75cm)でS接続で落ち着いた。

...ということで、500XJも問題なく使えそうなので、液プロ(SONY LPH−520J)をC-Audioに売りに出した。520Jとは、たった3ヶ月の短い付き合いだったがいろいろと遊ばせてもらった。明るい場面では500XJに負けないぐらいの画を出していたと思う。

 2000年3月20日(祝)

スクイーズ切り替え用のパイプをあれこれ探していたら(どうも導電性のある金属パイプを使うには抵抗が...)、駅伝応援用の新聞社の旗のついているプラスチックパイプが内径4mm程度で具合が良さそう。早速、旗をはがして40センチ強にカットし、熱湯をかけて先端を数センチ90度に曲げる。これを外れにくくするために配線をくぐらせてセットした。
はじめは具合良く使えたが、何度か動かすと外れてしまう。そこで、厚み1mmぐらいの薄いゴムをスイッチに巻き、これにパイプをはめ込んだところ、安定して外れなくなった。
レッド管のレンズに沿わせて外部に出した部分には黒テープを巻き、出来上がり。

 2000年3月19日(日)

今朝練習を兼ねてコンバージョン調整やってみた。
ブリッジさんから、グリーン管はいじっちゃダメと言われていたのだが、元の持ち主がすでにいじっていたようなので、これも調整した。
500XJには「もうちょっと」の部分の調整ボリュームが無いのだが、まあまあ初めてにしては満足できるようにでたようだ。
色に関しては各色の「SCREEN」と言う調整ボリュームしかないので、使い慣れたビスコムでやることにする。(現在色差オプション改造依頼中)
でも、少し黒つぶれ気味を除けばもうすでに大満足の画だ。
走査線はスクイーズでも気にすれば気になるが、当分はこれで問題なし...って、液プロ買った時も同じこと言ったが...(^^;
先日Expressから届いていた「eXistenZ」を観る。ううっ、気色悪〜い場面まで見えすぎ...(@@)

 2000年3月18日(土)

午前中にまず、6N−FE88ESユニットが入ってくる。早速、まだ塗装の匂いが残るこんぶ88に装着して聴いてみる。
ソースは小野リサの「RIO BOSSA」で、あらかじめ元のYAMAHAのスピーカーで鳴らしておいて、片チャンづつこんぶ88に変えていく。むむむ、すごい...これがみんなが言っていたこんぶ88なのね...あたりまえかもしれないが、音の違いに愕然とする。
BHは初めてなので比較は意味をなさないかもしれないが、1曲目の「FESTA DE RUA」のバックに掛け声が入っているのをはじめて知った。あんなに何度も聞いているのに...(^^;
それぐらいすべての音が聞こえてしまっていると言う感じがする。私の環境でもこんな具合だから、皆さんはいったいどんな音を聞いているのだろうか。おっ、恐るべし...
低音も程よく出ていて、私の環境ではサブウーファーは要らないかもしれない。

昼を過ぎても依然500XJ到着せず。アバック、運送会社に問い合わせて待っているとやっと到着。
午前必着って書いてあったのに4時だった。>佐○急便さん
まず、第一印象...でかい、重い...(^^;
今年前厄の私には、2階まで持って上がるのは大仕事だった。こんぶさんたちのは60kgだそうだが、大丈夫なの?
電源ケーブルは液プロ520Jと同様の細い貧弱なものしかついていないので、520J用に作った3.5キャブタイヤ+ホスピタルグレードプラグの自作ケーブルをつなぐ。

あらかじめ80インチに調整されてたようで、各色のセンター出しだけで画が見れた。
わぁ〜、きれい...これが3管の画なんだね。
私が液プロに持っていた不満点はすべて払拭された。また逆に私の液プロも明るい場面では結構いい線行ってたようだが。
さて、心配していたブルー管のへたりも無いようで、走査線もスクイーズでは気にならない。4:3ソースはでっかいテレビを見てると思えばいいわけで...
まず、お約束の「Wild Wild West」と「Matrix」を見てみたが、序盤でトリニティーが銃を突きつけられて手を上げる場面で、顔の産毛が見える場面にはびっくりした。これは液プロでは見えなかった。
ただ、マクロビジョンの影響は出た。画面一番上が右方向に流れるようにゆがんでしまう。
来週末にはOSの80インチマットスクリーンが来るので、細かい調整はそれからじっくりやることにしよう。
そうそう、ラッキーなことに特約店用マニュアルが付いていた。

 2000年3月17日(金)

朝になって頭もすっきりするとむしょうに腹が立ってくる。だって、当初の納入予定日は水曜日だもの。入金は月曜日に済ましているんだもの。
抗議の電話を入れると(「関西人をなめたらあかんで〜っ」なんて言ったかも???)、非売品のdtsDVDサンプル版をおまけに付けるのと、スクリーンを同時発注したら大幅値引きしてくれるとの事。(詳細は割愛...(^^;)
儲かっちゃったかも。(でも、よ〜く考えると予定外のスクリーンも買うはめになっちゃった...)

 2000年3月16日(木)

こんぶ88が到着。早速塗装する。
こんぶさん直伝のオイルステインつや消し塗装法なり。塗装面にたっぷりとオイルステインを塗り、 少し乾いたら(3〜5分)乾いた布でふき取る。色がうすいようなら何度がくり返し塗って完了。
思ったよりきれいに出来たようだが、すっかりシンナー中毒...後遺症で扁桃腺がはれてしまう。

弱り目に祟り目とはこういうことか...○バo○(今さら隠し字にしてもしょうがないが...)より、500XJを発送忘れしたと電話が入る。シンナーで頭がボ〜ッとしていたので、わかったとしか返事できず...(^^;

 2000年3月15日(水)

スクイーズ切り替えのパイプの作り方をブリッジさん(メール)、Ginkageさん(掲示板)で教えてもらう。ブリッジさんからは調整方法も合わせて3通もメールを頂いた。感謝感謝。
こんぶ88塗装用のオイルステイン(ウォルナット)と刷毛を購入。すっかり、ホームセンター通いが日課に...

 2000年3月14日(火)

ホームセンターで1800幅のフロアマット材を仕入れ、自作ワイドスクリーンを80インチ4:3スクリーンに改造する。ポイントは裏面に印刷されていないものを探すわけだが、運良く1300幅ほど無印刷のものを見つける。このスペースに正確に80インチ4:3の長方形を描き、この輪郭に沿って黒いクラフトテープ(50mm幅)を貼り付ける。テープの外側をカットして、アルミ製のコの字形のフレームを上下にはめ込んで出来上がり。
OSスクリーンのホワイトのサンプルと比べても遜色無しの出来栄え。でも、発色はちょっと負けるかな...って、あたりまえ。

500XJの到着がアバックの定休日の関係で金曜日になってしまった...(ToT)/~

 2000年3月13日(月)

3管購入を決めたことがこんぶさんの掲示板でばれる。常連の皆さんよりお祝い&「早過ぎる!」のメッセージを頂く。やっぱ、液プロ導入後2ヵ月半は早過ぎるよね...(^^;
LPH−520Jもビスコムとの組み合わせで、かなりの線までいい画を出していたと思うが、私の場合、黒浮きと不自然な輪郭に我慢が出来なかった...
いきおいで...(゚゜)\baki☆こんぶ88(バックロードホーンエンクロージャ)もこんぶさんに発注してしまった。 フォステクスの6N−FE88ESユニットは週末に入ってくる予定...忙しい週末になりそう。

 2000年3月12日(日)

lin linさんより先日のメールの回答を頂く。氏の3管への愛情がひしひしと伝わるメールありがとうございます。これからもよろしくご指導ください。
ブリッジさんより購入決断お祝いのメールを頂く。

3管の調整の特集記事の載ったHiviの'98年5月号を入手した。デジタル調整のD50QJ中心の記事なので、どこまで役立つかは「?」だが、なんだか3管調整の雰囲気を感じられていい気分...(^^)/~

 2000年3月11日(土)

キャンセルはしたものの、500XJのことが忘れられず、ブリッジさんとこんぶさんに購入相談のメールを入れる。
こんぶさんからの回答は「買い」。最悪ブルー管を交換しても妥当な値段との事。
ブリッジさんからは「見送り」。ブルー管は劣化しやすいので、中古購入の際のポイントだとか。ブリッジさんの500XJ2はブラウン管3本とも交換済みだったとの事...うらやましい。
お二人とも貴重なご意見ありがとうございました。m(_._)m
結局は、こんぶさんの意見に背中を押されて購入することに。
今度の水曜日に到着の予定なり。

 2000年3月10日(金)

以前500XJを使っておられたlin linさんと今も500XJ2をお使いの4ADさんにもブリッジさんと同じ質問をメールさせていただいた。
ブリッジさんから今日もメールを頂く。ブリッジさんは去年の夏から3管の導入を悩んでおられたそうだが、私の場合は液プロ買ってすぐ...早過ぎ?
夜にアバック横浜店から回答のメールが届く。程度は500XJの方がよいが、ブルー管の隅のほうに少々やけがありとの事だが、画像の程度は悪くなく、値段も14万円と破格であることからとりあえず抑えてもうらう事にする。
...が、後になってどうしてもブルー管のやけが気になりだし、すぐにキャンセルのメールを入れる。

 2000年3月9日(木)

こんぶさんの掲示板で知り合ったブリッジさん(500XJ2ユーザー)に以下の質問をメールした。

・液プロと違い、暖気運転が必要のようですが、どの程度の時間必要なのでしょうか?
・走査線とは具体的にどのように見えるのでしょうか?
・調整は自分でやろうと思っているのですが、取説を見た程度で出来るものでしょうか?

早くも、夜に返事を頂いた。
まず、暖気運転は特には気にしていないとの事。走査線は非スクイーズではやはり気になるとの事。調整についてもメールを読んでいるとなんだか出来そうな気がしてきた。ブリッジさんもこの3月2日に購入されたばっかりで、それまでは液プロも使ったことがなっかたそうだ。おまけにサービスマニュアルも無しでとりあえずいじってみたらどうにか調整できているとの事。
ブリッジさんには思いっきり背中を押してもらったと言う感じ。感謝感謝。

アバック横浜店から、詳細は明日まで待って欲しいとのメールが届く。

 2000年3月8日(水)

SONYの液プロLPH−520Jを買って2ヶ月ちょっと、こんぶさんの掲示板に出入りして1ヶ月で3管欲しい病が発病してしまった。
アバック横浜店の中古リストにある「VPH−500XJ−2」「VPH−500XJ」についてそれぞれの稼動時間、焼き付き等の程度、取説の有無などの状況をメールで問い合わせる。

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