recokin's room



VPH−1272QJ導入日記

since 2000/5/25

この日記のご感想や、「そりゃちゃうでぇ!」というダメ出しを、「3管式プロジェクター掲示板」にぜひお書き込みください。(この文章をクリックすれば掲示板に飛べます。)

注意 : ここにかかれている内容は、私自身が多くの方にご指導を頂き実際に行った内容ですが、1272QJも含めて、すべての方の3管に適応する内容とは限りません。特にグリーン管の調整やスクリーン電圧調整VRなどの特約店用マニュアルでは触らないように指示されている部分の調整も含んでいますので、もしここにかかれている内容を実施したことにより何らかのトラブルが発生しても私は一切何らの責任も負いかねますので、ご了承の上お読みくださるようお願いします。

VPH−1272QJ

 2000年10月27日(金)

突然ですが、長らくご愛顧(?)いただきました「VPH−1272QJ導入日記」の更新を終了したいと思います。
いつまでたっても「導入日記」でもありませんし、正直「ネタも尽きた」の感もありますので...(^^; これでハードの方も一息つけそうですので、今後はじっくりとソフトを楽しみたいと思います。
もし、この日記を楽しみにしてくれていた方がおられましたら、申し訳ありません。
本当にありがとうございました。

 2000年10月22日(日)

久しぶりに遊びに来た友人が「セリフが大きく聴こえる」と言い出した。でも、ピンクノイズを鳴らすとバランスが取れている。どうやらKB−C88は以前のNS−C110と比べるとセリフがたつ(う〜ん、どの漢字なのかわからん...(^^;)らしい。そう言えば以前は時々セリフがこもって聞こえる時があって不満に感じていたのだが、KB−C88とTA−F222ESJに変えてからその様に感じなくなった。スピーカーのキャラクターとアンプの余裕の成果であろう。
友人が持ってきた「ジャンヌダルク」を少しだけ観てみたが、その音場のすばらしさに驚いた。少女ジャンヌが草原にて神の声?を聞く場面では空間の広がりと自然の音の迫力を感じた。サラウンド管を感じるのは銃撃戦とか戦闘場面ばっかりじゃないんだね。(そんなソフトの買い過ぎと言う意見もあり...)オーディオショップの店頭デモでよく見かけることから(ラストなんて何度も観ている...)全部観てしまったような気になっていたのだが、これで是非とも入手したいソフトとなった。でも、年末に向けて手に入れたいソフト多過ぎ...(ToT)/~

 2000年10月20日(金)

映画館にて「インビジブル」を鑑賞。いやはや、噂どおりのキワモノ映画だった。でも、モンスターパニック物?としてはなかなか楽しめた。今回の鑑賞で気が付いたのは、映画館の画は意外とガンマが高く、コントラストが低めなこと。以前も感じたがフィルムの画は黒が決して真っ黒ではないのだ。また、あんな大画面でコントラストバリバリではすぐに目が疲れてしまうから当然かもしれない。早速、我が家の画もこれに近づけるためにコントラストを「70」から「60」まで下げてみたが、このあたりは輝度及びダブラーのガンマ値を含めて検討の余地ありだ。

 2000年10月15日(日)

床置きの3管に奪われた最適な視聴位置の確保のために防音ケース兼椅子を作ってその上で視聴していたのだが、換気に問題があって3管の温度が上がりすぎるため小型扇風機で強制排気していた。しかし今度はその扇風機の音が気になり出し本末転倒状態になっていた。先日のレイアウト変更で3管の背後にディレクターズチェアを置けるようになったので、防音ケース兼椅子はお役御免となっていたのだが、今夜、ノコギリで前後に真っ二つに切断。前面部分をテーブル兼足置き台として使用することにした。後面部分はとりあえず物置行きに...

 2000年10月9日(祝)

先日の鑑賞会にてフォーカス感に少し不満を感じたので、その辺りを確認してみたら、どうやらブルー管の光軸が太っているようだ。そこで電気フォーカス調整ボリュームを少し動かしてみたらかなり光軸を絞ることが出来ることに気が付いた。
500XJの頃からフォーカス調整ボリュームをあわせる際にはブラウン管を直接覗いて、ドットが最小になるように調整していたので、見やすいように光量を思いっきり絞っていた。500XJではこの状態から光量を上げても光軸が太ることはあまり気にならなかったのだが、1272QJではこの影響が顕著に現れるようだ。確かに、このことはマニュアルにしっかりと書かれている。また、ハイレゾ映像を表示しながらのフォーカス調整の推奨までしているではないか...「マニュアルは素直に読みましょう」と言うことでんなぁ...(^^;
「ビデオエッセンシャル」タイトル17−17の明るい方のモノスコパターンを表示させてその線が極力細くなるように、3管とも電気フォーカス調整ボリュームを再調整してみた。その際、輝度とコントラストは普段視聴しているままで、それぞれ42と60にしておいた。結果、ブルーは多少太ったまま(管の劣化は致し方なし...)で、コントラストの強い場面では幾分輪郭ににじみ感はあるものの、全体的なフォーカス感はワンランクアップしたようだ。

 2000年10月5日(木)

友人3名が我がシアターにやってきた。「海の上のピアニスト」のいいとこ取りと「スリーピーホロウ」の全編を鑑賞。同時視聴4名は当シアターの最高記録だ。なお、最大収容人数は5名なり(ただし後部席中央に座る人の脚は3管の上に...)。

 2000年10月4日(水)

また、週記に戻ってしまった...(^^;
白状すると、実は先月のうちに2台目のTA−F222ESJも手に入れていたのだが、届いてみると故障していて右チャンが鳴らない...どうやら運送屋が箱の上下の記載を無視して、操作パネル側を下にしたまま運んできたためにシャーシに無理な力がかかり、アッテネーターとその接続基盤辺りが壊れてしまったらしい。今回は運送屋が責任を認めて修理の手配をしてくれたのだが、その修理期間が約1ヶ月もかかって今夜やっと戻ってきた。こちらはセンター用に使うつもりだったが、コンセントからの電源の取り方に無理が出てくるのと、ラックもいっぱいになるので、思い切って2台のTA−F222ESJをセンタースピーカーの両脇に置く事にした。ただし、この方法だとAVアンプのプリアウトからのピンケーブルが長くなってしまうため信号の劣化やノイズの影響が危惧されたのだが、フロント用に4m、センター用に5mのピンケーブルを用意して、それぞれ50cmのピンケーブルと比較してみたところ、ノイズに関してはあまり変わりなし、信号の劣化に関しては私の耳では違いがわからなかった。
...ということで、予定通りにレイアウト変更を実施。スクリーン下にKB−C88をはさんで2台のTA−F222ESJが並んだ。これで、電源取りの1つのコンセントへの集中も避けられる。フロントラインをTA−F222ESJでそろえたことによって、ピンクノイズを入れてみても、音質の統一感が一層強まったようだ。「スリーピーホロウ」を少し見てみたが、セリフの切れも良好で、迫力が増したように感じる。

 2000年9月27日(水)

う〜ん、久しぶりに日記になっている...(^^;
今夜は連続4時間通電したが、赤色の揺れ&ずれは起こらなかった...これでとりあえず一安心と言ったところか。本来ならここでもう一度レッド管のZONE調整をして、赤色の揺れを再現してみれば対策の有効性を確認できるのだが、根性無しなので、怖くてそんなことはとってもできない。これでこの1週間ほど悩まされた赤色の揺れ&ずれとおさらばできれば万万歳だ。しかしZONE調整で、緑に赤を合わせるよりも、赤に緑を合わせるほうが合わせ易いのはなぜだろう?私の1272QJのレッド管は歪んでいるのだろうか...(*o*) それに赤色だけが揺れるのはなぜ?赤色のマグネットが劣化しやすいのか??など謎は多く残ったが、気にしないことにする。

 2000年9月26日(火)

途中、バンドの練習に出かけたので、その前2時間と帰宅後1時間しか確認できなかったが、とりあえずこの間には赤色の揺れ及びずれは発生しなかった。明日は長めの映画でも観て確認してみるつもりだ。

 2000年9月25日(月)

赤色ずれの件だが、赤色のZONE調整を極力抑えた状態でも電源投入後2時間程度で揺れが発生し、しばらく経つとずれたまま止まってしまった。ただし、赤色のZONE調整を大きく行うと赤色ずれの状態が再現できることから見て、全くの無関係とは言えないだろうと思い、一か八かレジ調整のセオリーを無視した方法を取ってみることにした。レッド管を調整すると揺れるのであれば、レッド管を極力調整せずにこれに他の色を合わせればいいのではないか...などというすこぶる単純な発想から、外部信号入力での調整(所謂新裏わざ)ではレッド管を一切動かさず、(ゾーン調整の値はすべてデフォルトの「128」のまま...)これにグリーン、ブルー管をあわせこんでみた。(この方が正規の方法よりもレジがピッタリと合わせ易く、また4:3にアスペクト比を変更した際のレジのずれが比較的小さくなったのにはビックリ...)これでもレッド管が揺れるのであれば、ゾーン調整との関連性を消去できまるというわけだ。明日、連続運転をして様子を見ることにする。

 2000年9月24日(日)

風邪をひいて予定の外出が出来なくなったので、昨日〜今日とアスペクト比変更によるレジのずれを考察してみた。まず、教科書どおりに無入力で内部信号のモノスコパターンを用いてレジ調整を行い、ダブラーからのRGB信号を入れて微調整を行う。そして外部入力のビデオエッセンシャルのモノスコパターンを表示させる。4:3ではレジのずれはほとんど無いが、RGBサイズで16:9にすると画像の4隅でずれが確認できる。特に左上と右上で大きくずれているが、PINとSKEWにずれが発生しているようだ。そこで、16:9の状態で外部入力のモノスコパターンを表示させた状態でレジ調整を行った上で4:3の画像を見ると、先程の16:9の時以上にずれが大きい。4隅以外に左右のLINまでずれているようだ。私は16:9でDVDのスクイーズ画像を観ることに主眼を置きたいのだが、これでは4:3の作品を見ることが出来ない。
そこで発想を変えて、3管とスクリーンの位置は16:9用にセットし、4:3の画像は横方向に圧縮して観ることにした。これでも4隅のレジのずれはあるが、16:9を縦に伸ばした状態よりもはるかにずれは小さい。確かに4:3の画像が小さくなり迫力が犠牲にはなるが、映画本編で4:3ものは、私の手持ちのソフトでは数が少なく、またスクイーズじゃないレターボックスものは上下をカットするなり、上方向にシフトをずらす事で観ることができる。要するにワイドテレビの感覚だ。
まず、ブラウン管の横方向を極力使い切る(なんと言う発想...(^^;)ために投射距離を10%短縮。以前この方法はセンタースピーカーが映りこんでしまうので却下となったが、今回の16:9では画面下に余裕ができるので問題なし。画像左右がブルー管焼けにより少し青色が強くなるが、全白以外では特に気にならないし、投射距離が短くなることによるフォーカス性能の向上のほうが期待できる。内部信号で4:3のレジ調整を行った後、スクリーンを上方向にずらして掛け直し、16:9の比率になるように、上部分をハイミロンで覆った。これで、即席の16:9の約74インチワイドスクリーンの出来上がり。外部入力のモノスコパターンで16:9のレジ調整を行い、これを4:3になるように横方向に圧縮したものと、ノーマルの4:3の上下をブランク調整したものをメモリーに登録した。

 2000年9月22日(金)

先日、掲示板の方にたてさんから書き込みのあった「スキャニングが安定しない??」についてのレスで、こんぶさんが「赤のみ横にずれたりもどったりで、特に字幕が気になりました。」書いておられたが、私のところでも確認できた。いろいろ試してみた結果、原因(起因?)はZONE調整にありそうである。
1272QJでは、21ヶ所に分けてZONE調整をできるが、レッドの左上の歪みが大きいのでZONE調整の6番と10番を大きく動かし、それにつれて発生する反対方向の歪みを直すために12番と18番を反対方向に動かしてバランスを取ったところ、なぜかレッドのセンターが大きくずれてしまったのだ。そこで1番でもう一度センターだしを行い、改めて6番と10番、12番と18番で歪み取りを行ったがまたセンターが微妙にずれている。これを3度ほど繰り返しどうにか満足が行くように調整できたのだが、この状態で画像を見ていると1時間後ぐらいに赤色が横方向にずれたり戻ったりするようになった。試しに叩いてみたりしたが変化無し。ほっておいたら動かなくなったのだが、しばらくたつとまた動き出す。しばらくはこれを繰り返していたが、気がつくと赤色がずれたまま止まっている。ビデオエッセンシャルのモノスコパターンを映してみるとセンターずれのみでなくリニアも崩れてしまっていたのだ。
改めてZONE調整の状態にして、各ポイントの数値を見てみるとセンター値の128に対してかなり大きく動かしている部分もある。先日来の外部信号を入れてのZONE調整で神経質になりすぎ、必要以上に動かしすぎたのかもしれない。そこでレッドのZONE調整の値を初期化(128にする...)して、リニアやスキュー等のZONE調整以外の方法で極力調整を行い、必要な箇所以外ZONE調整を行わないようにした。特に先程大きく動かした左上の箇所は必要最小限で妥協したところ赤色のずれは(今のところ...)治まったようだ。
もうしばらく様子を見てみないと結論は出せないが、無理なZONE調整が横ずれの一因と言えるかもしれない。なぜ赤色が?と言う疑問もあるが、私のところでは特に赤色のひずみが大きかったので、大きくZONE調整の数値を動かしていたようだ。

 2000年9月15日(祝)

外部入力画面でのレジ調整はZONE以外のどの調整モード(BOWやSKEW)からでも入れるようだ。また、外部入力の画面を表示させた状態で、どのモードにでも切り替えられる。つまり、最初から外部入力のモノスコパターンを表示させてレジ調整することができるというわけだ。どうもこれは外部から内部信号よりも精度の高い信号、あるいは実際に使う信号を入れて調整するモードなのかもしれない。
と言うことで、RGBサイズを16:9に調整した状態で、ビデオエッセンシャルの16:9モノスコパターンを表示させてレジ調整をやり直してみた。まず、モノスコパターンを表示した時点でかなり画像が歪んでいる事に気付いた。これは画像の投射位置をデフォルト値よりもかなり高くしている(スクリーンとセンターSPの位置関係のため...)ために、ブラウン管の表示位置が下方向に偏って入ることによるものだろうか?ブラウン管の中心を使っていないので、アスペクト比を縦方向に圧縮した場合偏った歪みが発生してしまうのかもしれない。
マニュアルでは極力グリーンの調整はしないようにとなっているが、仕方が無いので長方形になるように調整した。そしてこれにレッドとブルーをあわせた。16:9でレジが合ったところで4:3に戻してみると、投射画面の上方向両端でかなり色ずれが出ている事がわかった。これは逆にいうと、今まで4:3であわせたものを16:9にした際にかなり色ずれやゆがんだ画像を見ていたと言うことだ。さてここで、4:3か16:9かどちらの画像を取るかの選択となるのだが、映画本編のほとんどがワイド画面であること、これからのDVDのほとんどがスクイーズ収録であることから迷わず16:9での調整を選択した。これで、ワンランク画質がアップできたようだ。

 2000年9月13日(水)

これは新たな裏わざ発見だろうか?ZONE調整のモードでTESTボタンを数秒間押しつづけると、なんと外部からの入力された画面が表示されるのだ。ZONE調整から出てしまったのかと思ったら、パラメーターは表示されたままである。つまり、外部入力の画面を表示したままでZONE調整ができることが判明。
先日のレジ調整で、内部信号であわせても16:9で実際の画を映してみると画面の端のほうで色ずれが出てしまい困っていたのだが、早速、ビデオエッセンシャルの16:9のモノスコパターンを表示した状態でZONE調整してみた。結果は良好で、痒いところに手が届いたといった感じ。この状態で再度TESTボタンを押すと、通常の内部信号によるモノスコパターンが表示されるのだが、この画面ではかなり色ずれができていることに気が付く。内部信号と外部信号、また4:3と16:9ではこれぐらいズレが発生していたわけだ。うん、このワザは使える!
さて、一人で勝手に新裏わざなんて騒いでいるが、皆さんはご存知だったのだろうか?

 2000年9月11日(月)

センタースピーカーKB−C88はAVアンプのSP出力につないでいるので、内部の電子VRで他のSPとのバランス調整ができる。センターからのセリフを少し大きめにしたいので、当初+4dbに設定していたが、エイジングのおかげか日に日に音が大きくなってくるので、この日は+3dbに変更した。この分だと今週末頃には+1〜2dbでよいかもしれない。足回りは、まず30cm角で3cm厚の大理石を敷き、前方2カ所は釣り用の円柱形鉛製錘(40号)の中心にドリルで少し窪みをつけて、この上にブリッジさんから頂いたベーごまをさかさまに置き、この上にKB−C88を設置した。後方は中央にメタル・スピーカー・ベース1個を置き、これで3点支持となっている。前側が3cmほど持ち上がった形で、KB−C88からのセリフも私好みに一段とハッキリとしたように感じる。

 2000年9月8日(金)

センタースピーカーの高さが5cm程高くなったので、スクリーンの位置を変更したのにあわせて1272QJのレジ調整をやり直した。
今回はフォーカスに注力した。輝度およびコントラストをMINにして光量を極力絞り、ダブラーを通したビデオエッセンシャルのチャプター17−14のドットの走査線が確認できるように、レンズと静電フォーカス調整VRを調整した。今回は光量を絞ったおかげでブルー管も走査線が確認できるまで追い込むことが出来たようだ。
そしてレジ調整は先週(8/30)の手順とほぼ同等だが、今回はグリーン管もZONE調整を少々使った。アスペクト比調整を行ったときに気が付いたのだが、4:3では画面の端面もきっちり色が合っているのに、RGBサイズ調整で16:9に垂直方向を縮めると、画面上端に、右はレッドが左はブルーがほんの少しだけはみ出るのだ。視聴の際にはほとんど気にならない程度のものだが、これはRGBサイズを調整する際に両端のレッドとブルーが微妙に歪むことによるものと思われる。しかし、16:3にアスペクト比を設定するにはRGBサイズ調整に頼らざるを得ないのでこれは致し方ないことであろう。4:3画面は端面をスクリーンの外に出せるので、あらかじめ右端はレッドを、左端はブルーを少し下気味に設定しておき、16:3にRGBサイズを変更した際にちょうど合うようにしておくなどという方法もあろうかと思うが、これはやめておくことにした。結果としては概ね満足といったところか。

 2000年9月7日(木)

新潟のこんぶさんより、センタースピーカーKB−C88のエンクロージャーが届いた。早速、ウォルナットのオイルステインを塗り、大体乾いたところで、ユニットを取り付けた。軽く鳴らしてみたが、さすが新品のため音は3dbほど小さめだが、音色は他のSPと同じで良い感じ。映画のセリフに変な加工がしてなくて生々しく感じる。本格試聴は明日から。

掲示板にも書いたが、ドルフィン(D50HTJ)付属のミニリモコン、RM−PJD50が1272QJで使える事(もちろんドルフィン特有の機能は使えないが...)がソニーシステムサービスよりの回答わかった。映画鑑賞時にあのでっかいリモコンの厄介にならずにすむということは大いに意義があるが、価格の3100円は安いような、高いような...リモコンの故障で買い換えるときにいつも思うのだが、本体の価格に比べて(3管は別として...)リモコンは何であんなに高いんだろう。う〜ん、どうしようか迷ってしまう。

 2000年9月3日(日)

友人より「ドルビーデジタリエクスペリエンス」を借りて、8月16日の再実験を行った。問題点としては、
 ・1kHzの信号を入れると右リアのみが音色が全然違っていた
 ・3Hzから20kHzまで連続的に周波数が変わるスイープ信号を入れるとフロントとリアの4本では低域から中域にかけて一部分で「もよーんもよーん」と、最高域のほうで「ちゅぴちゅぴちゅぴ」と音程の上昇がもたつき、リニアに上がらない部分がある
...の2点であったが、どうしても再現が出来ない。もしやと思い、AVアンプのデジタルシネマサウンドモード、シネマスタジオEX「B」を入れてみたところ、上記の現象が再現...結果は大ボケでした...(^^; KB−88ESの5chファンの皆さん、大変お騒がせ致しました。安心してお使いください。(こんぶさん、ゴメンね...m(_._)m)
お気に入りの小野リサのアルバムを聞いたところ、低い声で一部音が飽和するような感じがしたので、KB−88ESの背面の壁との間に寝袋を丸めた物を置いたところ、この現象がかなり収まり、反対にベースの音の粒がはっきりしたようだ。

 2000年8月30日(水)

この日記でも何度か名前は登場しているが、初めてハイミロンを購入した。ホームシアター界(?)で超有名な迷光対策布であるが、メーターあたり税込みで1300円以上もする高価な布(どうも服飾用らしい)なので、今回は2mのみで、白壁が露出しているスクリーン上に貼ってみた。さすが噂どおりの効果で「真っ暗」になる。普通の黒布の値段の3倍ほどもするが、値段どおりの効果が期待できる。
スクリーンの位置も少し触ったので、ついでに久しぶりにレジ調整をやり直してみた。まず、全パラメーターを工場出荷状態に初期化。そして、1272QJの位置を確認して、グリーン管から調整。今回はマニュアルどおり、グリーンはZONE調整を一切しなかった。次にレッド、ブルーの順に調整したが、順にZONE調整に頼る割合が増えるのは致し方ないところか。なかなかこの辺は理想どおりには行かない。一旦メモリーに書き込み後、ダブラーを通した「ビデオエッセンシャル」の映像にて微調整。アスペクト比調整には、4:3はチャプター17−17、16:9には20−1のそれぞれのモノスコパターンを用いて、中央の円が真円になるようにRGBサイズを調整した。通常投射サイズはセーフティゾーンに合わせるのだが、私は画面の隅まで観たい欲張りなので、最大サイズのちょっと内側で設定した。再調整前よりも周辺部のレジがうまく合ったと思う。

 2000年8月27日(日)

こんぶさんよりセンタースピーカーKB−C88の試作が出来たと言う連絡をもらった。私のところに来るのは来週ぐらいかな?
掲示板でもおなじみの流離の旅人さんが先日DV−S9を手に入れられたのだが、「タイタニック」のオープニングの深海の場面でブロックノイズ?が見えるようになったとご自身のページに書いておられたので、私のDV−S9ではどうか見てみたところ、最初の潜水艦が沈んでいくところでライトの光が、階調の低いパソコンのディスプレーで表示したようにグラデーションが不自然になっているのが確認できた。ただし、これはDV−S9の問題と言うよりも、このソフト側の粗が見えてしまったものという感じがする。確かにこのソフトは、映画館で観たときよりもCGっぽさが目立つような気がする。解像度が高いのも困ったものだ。

 2000年8月23日(水)

日記どころか、すっかり「週記」になってしまって心苦しいばかりなり...
個人売買でSONYのプリメインアンプTA−F222ESJを入手した。5年程前の普及価格帯機だが、こんぶさんによるとKB−88ESとベストマッチだそうだ。早速、STR−V828XのプリアウトからF222ESJを経由してKB−88ESにつないで見た。まず、CDで2chを聴いてみたが、音の透明感が増したような印象をうけた。音の純度が増したような気もする。スピーカー後ろの部屋の隅にアウトドアの寝袋を丸めた物を置いて吸音まがいのことをしてみたら一層音の解像度が向上した気がした。まだ一部、中域で音が膨張するように感じる部分があるので、壁からの距離等を再考してみよう。次にDVD「恋に落ちたシェークスピア」で5chを聴いてみると、フロントの音の解像度が上がったせいか、なんと、センターからのセリフが聴き取りにくく感じてしまった。これは、F222ESJとKB−88ESの音にV828XとNS−C110の音が負けてしまった結果だろうか?恐るべし...贅沢になった自分の耳も...(^^;

 2000年8月17日(木)

寝る前に突然思いついてリアSPのKB−R88を速乾ニスで塗装。約1時間の作業。シンナーのおかげか、京都特有の寝苦しい中でもぐっすり安眠。

 2000年8月16日(水)

日記の方もすっかりお盆休み状態だったが、この休みの間に友人が「ドルビーデジタリエクスペリエンス」を持って遊びにきたので、いろいろと実験してみた。
まずDDの各種トレーラーを再生し、リアスピーカーを移動させてみて、一番サラウンドする位置を探した。ユニット同士が近づく置き方では定位がはっきりし、後方の音の移動がはっきりわかるようになったが広がりに少し不満が合った。反対にユニット同士が離れるように置いた場合は少し音の定位は弱くなったように感じるが、反面より広がりが感じられるようになったので、こちらの置き方を選ぶことにした。
次に5ch各々に1kHzの信号を入れ、音色に以上がないかを調べた。センターだけはYAMAHAの密閉管なので音色が違うのは当然なのだが、同じユニットを使っている残り4本のうち、右リアのみが音色が全然違っていた。位相が違っているのかと思うくらいだったが、これは間違っていなかった。ユニットに異常があるのかと思い、左右を入れ替えてみるとやはり右リアの音が違うので、ユニットではなくアンプからの信号に問題があるようだ。これがAVアンプの限界?はたまた噂のSONYのAVアンプのVRの制度の悪さ?但し通常のソフトの再生音では異常(音の違い)は特に感じられないので、この時点では原因は特定できなかった。
今度は5ch各々に3Hzから20kHzまで連続的に周波数が変わるスイープ信号を入れてみたが、これについてはセンターの密閉管ではリニアに音が上がっていくのに対して、フロントとリアの4本では低域から中域にかけて一部分で「もよーんもよーん」と、最高域のほうで「ちゅぴちゅぴちゅぴ」と音程の上昇がもたつき、リニアに上がらない部分が確認された。そのときは「BHの特色かな?」と思っていたのだが、帰宅後友人が自分のBH(スパイラル構造でユニットはFE−108Σあたり?を使用...)で試したところこのような現象は出なかったそうなので、BHの特色と言うよりはユニット88ESの特色なのだろうか?これについても十分には実験できなかったので次回の課題に...でも、実際に映画を見る分については何ら不満は無いので特に問題は無し。
実は、以前(500XJ)は3管の前に座って観ていたことも有り、フロントSP背後は壁より10cm程度しか離していなかった。KB−88ESは背面開口なのでここより出る低音が壁鳴りを起こしている恐れもあるので、セオリーどおり30cm程度離してみた。結果低域の音離れが良くなり、例えばベースの弦をはじく指離れのタイミングが良くわかるようになった。また、低域がスッキリした分、中高域が前面に出てきたように感じる。やっぱり、SPと壁の間隔を十分に取るという、基本に忠実にと言う事かな。

 2000年8月9日(水)

こんぶさんより、KB−C88(センターSP)の設計が完了したとの事。サイズは W460、H220、D245...現在の表示位置では4:3表示のときに少し画像がかかってしまうので、センターSP設置の際にあわせてレジの再調整もやってみるつもりだ。88ESの5.0chの完成も間近かな。

 2000年8月6日(日)

KB−R88を吊りなおしてみた。当初は縦長方向で、ユニットが下、開口部が左右互いに向き合うようにしていたが、これを横長方向にし、開口部が上向き、また左右を入れ替えてユニット同士が離れるようにした。STR−V828X(AVアンプ)のリアの設定を[Side](リアSPを視聴者の再度に配置した設定)にしたところ、音場が広がり、頭の後ろを音がきれいに移動するようになった。次はセンターSPの完成が楽しみだ。

 2000年8月2日(水)

電源ケーブルの整理をしてみた。対象は1272QJ、DV−S9、STR−V828X、GS−4000の4機。なお、断りが無いものはすべて3.5スケアのキャブタイヤ(3芯)を使用した自作ケーブルである。まず、1272QJのケーブルを1.5mから1mにカットし、FLチューブをかぶせた。これは壁コンに直付け。次にDV−S9のケーブルを3mから1.5mにカット。GS−4000は1.5mのままでどちらもFLチューブをかぶせる。それまで使っていたOA用のテーブルタップを自作のテーブルタップ(4P)に換えて、これにこの2つを接続。STR−V828Xは機器直出しの2極もの2m長で、あと30cm程度壁コンに届かないので、2スケアのキャブタイヤ(2芯)で40cm長の延長コードを作り(オス・メスプラグは共に3極ものを使用...)、これで壁コンに直付けした。これで、とりあえずそれぞれの(無理の無い...)最短距離となり、FLチューブ装着となったわけであるが、効果の程は...とりあえず、見栄えが良くなったことは間違いないようだ...(^^;

 2000年8月1日(火)

昨夜、とりあえずKB−R88を吊ってみた。背後の壁に、こんぶさんのページにあるとおりユニットを下側に、開口部が互いに向き合うように吊ってみたのだが、カーテンレールと天井の間(約30cm)に吊ることになるのでユニットにカーテンが少しかぶってしまった。また安定度も悪そうなので、吊り方を再考する必要がありそうだ。
とりあえずこの状態でDVD「スピード」を通常の音量で鑑賞してみたが、昨夜の印象とは違い低音も十分に出ているし、フロントSPとのつながりも良好のようだ。但し少し広がりに欠けてスピーカーから直接音が聞こえるような感じがしたが、これもやはりセッティング(吊り方)のせいであろう。背後の壁が近いという視聴位置の制限もあるので、いろいろと吊り方を試してみる必要がありそうだ。

 2000年7月31日(月)

こんぶさんに依頼していた、フォステクス6N−FE88ES用エンクロージャ(5.1chリア用)KB−R88がやってきた。早速、ユニットを組み込んでピンクノイズを聞いてみたら、なんとフロントとおんなじ音が...同じユニットだからあたりまえだろうが、今までのNS−1000MMとの違いには驚いた。さすがにKB−88ESと比べると低音の迫力はいまいちのようだが、まだ新品だから当然であろう。エージング後が楽しみだ。
今日は遅くなってしまったので音量が上げられず、ちゃんとした5chの確認はできなかったので、レポートは明日以降に...

 2000年7月30日(日)

配線を整理してみた。まず1272QJへの信号線は、Sとコンポジットを外してGS−4000からのRGB(5本)のみとした。これですべての映像信号はGS−4000経由となった。また、DV−S9およびビデオからの映像信号はAVアンプを通さず直接GS−4000へ接続した。DV−S9からは色差はGS−4000に直結、SはFA−400(CCデコーダ)経由、音声はデジタル出力のみをAVアンプにつなぎ、アナログ出力は使わないことにした。これで計6本のケーブルを削減できた。電源ケーブルも煩雑になってきたので、次はこちらを整理しよう。

 2000年7月25日(火)

1272QJ導入当時より気になっていた画面上部に薄い線が現れてブランキング調整でも消すことができない件だが、掲示板で知り合った何人かの1250/70シリーズのユーザーに聞いてみたが、皆さんのところでも出ているようで、同様に消すことが出来ないようだ。
ソニーシステムサービスにこの線について問い合わせてみたところ、これは各管の輝度のカットオフレベル(ある程度以下の信号をゼロ(黒)とする...)を検出するための基準信号が表示されたものだそうだ。また、これは意図して表示しているものなので、設定で消すことは出来ないとのことである。予想通りの結果となったのだが、500XJで見えていなかったものが見える(16:9の場合...)と言うのはやはりなんとも気になるものである。掲示板のたてさんの書き込みにあるようなマスキングでも検討してみようかな。画面の迫力が増すと言う副効果もあるようなので。

DV−S9とGS−4000間のFA−400(CCデコーダ)の接続方法をいろいろと検討してみた。FA−400はコンポジット入出力とS入出力を一基づつ備えているが、2つを同時に使用(S:DVD、コンポジット:ビデオのように...)した場合、ノイズがのったり輝度がおかしくなってしまうようなので、通常はDVD用として接続しておくことにした。まずDV−S9からのコンポーネント出力のY信号のみをFA−400のコンポジット端子に通してみたが、正常に表示し特に画質の劣化も見られなかった。しかしFA−400を通すことで、Y信号はいくつかの接点と回路を余計に通ることになり、何らかの信号の劣化が生じることには間違いがない。今のところCCを見る必要があるDVDは3枚しか持っていないのに、そのために常時CCデコーダを経由させるのも精神衛生上良くないので、結局CCデコーダはSケーブルで接続し、GS−4000側で切替える(色差:CCなし、S:CCあり)ことにした。結果、機器間の配線が増え、GS−4000のS入力が他に使えなくなってしまったが、今のところ他にS接続する機器も無いので、S−VHSでもつなぐ必要が生まれればその時点で再考してみることにする。

 2000年7月20日(木)

防音ケース兼椅子の換気の問題だが、本当に小型扇風機で解決できた。ホームセンターで1780円の小型卓上扇風機を買ってきて箱の後ろ側に入れ、3管に向かって風を送ったら、ケース無しと同じ温度まで下がった。送風は弱でも十分なので扇風機の動作音も気にはならない。これぐらいの風で温度が下がるのなら、プラケースを外して、内部ファンを前部外したら、さぞかし静かになるだろうと思ったが、さすがにそこまではやらなかった。(内部ファンを外すとセンサーが働き、3管の電源が切れてしまうらしいが...)

 2000年7月18日(火)

釣具屋でコイン形の鉛製錘を買ってきて、DV−S9とSTR−V828Xの足を取り外して、これに取り替えた。効果は...?

 2000年7月16日(日)

かねてからの課題である、床置きの3管に奪われた最適な視聴位置の確保のために、防音ケース兼椅子(上に座椅子を置く...)を自作した。材料は15mm厚の3×6(900mm×1800mm)ブナ合板(ベニア板)1枚。基本的な形はコの字形を上から3管にかぶせた物で、後ろ半分はほんの数度傾斜をつけて座椅子を置きやすくした。はじめは1272QJの上板に倣って傾斜を大きくつけたため、長時間座っていると尻が痛くなってきたので、ばらして傾斜を浅く作り直した。この際に接着剤がかなり硬くついてしまい、無理やりはがしたので見栄えが悪くなってしまったが、すわり心地は改善できた。
完成後、「The world is not enogh」(米盤)を鑑賞してみた。視聴位置としては申し分ないのだが(傍から見て間抜けに見えるかどうかはさておいて...)、尻の辺りが暖かくなってくる。3管の換気が悪くなり、温度が高くなったのである。ケースも十分触れる温度ではあるが、椅子を設置する前と比べるとかなり熱くなっている。これは3管に良いわけがないので、何か対策が必要だ。換気の穴を開ける方法もあるが、あまり多くの穴を開けると椅子の強度と防音効果に問題がある。換気のファンをつけて強制排気する方法もあるが、これが喧しい音を出せば、何のためにカバーをしたのかわからない。小型扇風機でも背後に置こうかしら...

 2000年7月13日(木)

昨日のGS−4000のパラメーター調整と「ビデオエッセンシャル」を用いたフォーカス調整で一段とはっきりした画が見れるようになったのだが、なにか違和感が...?やたらと画面がざわざわする...なんと、画質が上がったおかげでDV−S9の出すノイズが盛大に見え出したようである。ちなみにDV−S9のノイズリダクション関連はすべてOFF(ゼロ)にしてあるのだ。これは、なにかノイズ対策をとらねばばるまいと思っていたのだが、今夜あらためて画を見てみると昨夜見られたノイズが半減している!何にも対策していないのに... そう言えば、GS−4000を奨めていただいた新潟のこんぶさんも連続通電3日後に画が締まってよくなったとおっしゃっていた。私の場合も購入直後からの連続通電だからちょうど3日経過... これがGS−4000の性能なのだろうか?
なんにしろ、これで画像に対する不満はほとんどなくなったが、DV−S9のノイズ対策(足回りと重りのせ)の情報をいただいたので、後日実践してみよう。それと、W/B調整に関してはまだ手付かずなので、後日時間を取ってチャレンジしてみる。

 2000年7月12日(水)

まず、GS−4000用に3.5スケアのキャブタイヤを使い電源ケーブルを作成、交換する。次に、掲示板やメールでアドバイスいただいたパラメーターを変更してみた。結果的には、以下のとおり。

 Contrast(+3)Saturation(+1)Gamma(0)Size(Full)V Sync(Sync)Resolution(720)

これら以外は初期設定どおり。ガンマは悩んだ末、暗部が見えやすい「0」を選んだが、まだまだ検討中。ただし、1272QJのコントラストを標準の80から70に下げた。結果は良好と思う。
フォーカス感が今ひとつと感じたので、1272QJの内部パターンではなく外部からの「ビデオエッセンシャル」のテストパターンを用いてフォーカス調整してみた。具体的にはタイトル17のチャプター14を使ったのだが、グリーンとレッドはあわせやすかったが、ブルーはどうも難しい。結局大体のところでやめておいたが、果たしてあっているかどうか?ところが、この調整のおかげで前回の調整の際に見られた、ブルー管の投射する画のにじみが無くなったのである。どうやら心配していたブルー管のフォーカス性能劣化では無さそうである。ただし、他の管に比べて光軸が絞りきれないので、これについては何らかの微調整が必要であろう。

 2000年7月11日(火)

GS−4000のマニュアルの調整/設定モードの各設定項目の説明があまりにも素っ気無いので、ナナオのサポートに電話で問い合わせてみた。まず、各モードについて、もっと詳しく解説したドキュメントは無いのかの問いには、「無い」。次に私の環境を詳しく説明した後、各項目をどのように設定すればよいのか聞いてみたところ、「V SyncをSync(同期)に変更する以外は画を見て良く見える方にする」とのことである。要するに、勝手にやってね状態と言うわけか...(^^;

実際にVPH−1270QJとGS−4000の組み合わせで使っておられるこんぶさんのページでGS−4000のパラメーター調整例を発見。早速試してみる。
氏は、Contrastを標準よりも+3にされているが、これは結構高めの印象を受けた。私は液プロの癖(?)が残っているせいか、コントラスト低めの穏やかな画に調整しがちのようだ。
液プロは階調の幅が狭いために、コントラストを抑えて、暗部を判別しやすくする必要があったからだ。しかし、慣れるとこれぐらいのコントラストが良いようだ。ダブラーの画はちらつきがないので、コントラストを高めにしても目が疲れないからだろうか。
Saturationは標準よりも+1。またGammaは−1にとのことだが、これは暗部がすこし見にくくなった印象を受けた。氏によると暗いシーンで色が濃くなりすぎるからだそうだが、これは検討の余地有り。
DisplayModeについては昨日のままにしておいたが、解像度等は以降の課題にしておく。
さて、調整後の印象だが、ダブラー特有(らしい...)のボケの無い、はっきりとした画が観れた。先日DV−S10A(プログレ機)を見た時にも感じたのだが、ボケを通り越して、静止画の連続のイメージがあり、結果、今まで見えなかったざわざわ感(ノイズ?)やソフト自身のピンぼけ(たとえば「恋に落ちた...」の女王の顔...これは意図的か?)が見え出して、反対に少し戸惑っているほどだ。これから対策として、DV−S9の足回りとか、1272QJの画質調整とかやり直さねば...(^^;

 2000年7月10日(月)

ナナオのラインダブラー(正確にはマルチビデオ信号変換機)GS−4000を入手できた。早速DV−S9のコンポーネント出力と1272QJのRGBボードの間に接続してみた。とりあえず、GS−4000側はデフォルトのままで、1272QJのRGBのSHIFTとSIZE調整でスクイーズ画面を表示した。う〜ん、なかなか良い。本当にスクイーズでは走査線が見えない。試しにS入力と切替えてみると、それまで気にならなかったNTSCでのスクーズの走査線が見え見えである。ほんと、人間の眼とは、げに薄情な物よのう...(^^; また、GS−4000を通した4:3画面でも走査線はあまり気にならなくなった。ダブラーの効果覿面である。
しかし、GS−4000のマニュアルの薄さにはまいった。これではなんだかよくわからない...(^^; とりあえず調整/設定モードで、DisplayModeのSizeをFullに変更、V SyncをSync(同期)に変更し、あとはデフォルトのままにしたが、果たしてこれでよいのやら?そして1272QJ側でビデオエッセンシャルのテストパターンを表示してRGBサイズを再調整した。あらかじめ基板上の5BNCスイッチをONにして仮想的にコントローラ接続時のメモリー切替え機能を使う「裏わざ」を設定しておいたので、4:3と16:9のアスペクト比切替えもワンタッチで可能となった。この件の詳細は特約店用マニュアルの「映像機器を4台以上接続するには」の箇所に記載されているが、ポイントはコントローラーをつながなくともメモリーの切替えに関しては同様の動作をする点である。

 2000年7月6日(木)

昨日の1272QJの状態がフォーカス、レジ共にもうひとつだったので、調整を位置からやり直してみた。カーペット上での床置きのせいか、はたまた64kgの巨体のせいで床になじむのに時間がかかったのか、レジがかなりくるっていたようだ。再調整後は、またくっきりはっきりの画を見せてくれた。ただし、ブルー管の投射する画が、スクリーン向かって左側で、左方向ににじみが見られる。レッド管ではこの現象は見られないので、これはブルー管のフォーカス性能の劣化かもしれない。画像を出すと特に目立つと言うほどの物でもないのでとりあえずは問題ないが、ほかに焼けの問題もあるので、近い将来ブルー管のみ交換ということになるかもしれない。

 2000年7月5日(水)

日記のタイトルから「裏」の字が取れました...そんだけ。

そんだけでは味気ないので...1272QJと500XJの「シネコン」を見に、友人が訪ねてきた。当初、彼にとっては2台の画像の比較は「?」状態だったようだが、「WildWildWest」最初の殺人円盤の場面を比較させてその画の違いを納得させる。(これがわかんないようならお目目に問題ありですぜ、旦那...)彼がノートPCとDsub-RGBケーブルを持ってきてくれたので、1272QJのRGB入力の確認も出来た。ダブラーの入荷が楽しみである。

 2000年7月4日(火)

業者の梱包ミスで取り付けつめの折れていた上部パネルの件だが、業者側でミスを認めて交換パーツを手配してくれることになった。
フルスクリーンとスクイーズのアスペクト比の切替え方法だが、500XJのように基板上のスイッチで一発で切替えられるような機能はどうやら無さそうである。ただ、掲示板でも情報を頂いた、基板上の5BNCスイッチの切替えで仮想的にコントローラをつないだようなモードにして、同じ周波数でも複数のメモリーを使えるようにする裏わざは可能なようだ。しかし、これはRGBポートのみの機能なのだが、このポートにS入力ボードを入れれば同じ機能が使えるらしい。これで、2つのメモリー切替えでフルスクリーン(4:3)とスクイーズ(16:9)をきりかえるというのだ。しかし、ダブラー等のRGB機器を導入したらSポートは無駄になってしまうので、当面は都度、RGBサイズ調整で垂直方向を圧縮することにした。
また、画面上部に現れる、ブランキング調整でも消すことができない薄い線の件だが、これは1250/70シリーズでは必ず出る物のようで、どうやら消すことは出来ないようだ。16:9画面ではスクリーンに黒幕をたらすしかなさそうである。アスペクト比によって黒い幕(ハイミロン等...)をたらす位置を調整する方法はネット上でも何件か事例を見た覚えがあるので、いずれ実施してみようと思う。

 2000年6月30日(金)

本日は本設置。当初は500XJのようにマニュアル記載の投射距離より1割程度短くして3管の背部に椅子を置くスペースを作る予定だったが、昨日の仮設置の際、距離を短くするとスクリーン上の投射位置が低くなり、センタースピーカーを置くスペースが確保できなかったので、今回はマニュアルどおりの距離(2257mm)を取ることにした。まず床(カーペット張り)に15mm厚80cm×60cmのベニア板を敷き、その上に適当な大きさの薄いゴムを敷き、滑り止めとする。昨日の手順に従いフォーカス調整、レジ調整を行う。リモコンの操作方法は昨日覚えたので、今日は着々と作業が進む。ゾーン調整の勝手も徐々にわかってきた。標準メモリーに記憶したあと入力をビデオに切り替えて微調整を行い、ビデオ入力のメモリーに記憶させる。これで、4:3のソフトは見れるようになったが、RGBサイズ調整で縦方向を圧縮し、スクイーズ画面にも対応させた。今のところアスペクト費の切り替え方法(裏わざ?)がわからないので、当分の間はスクイーズの際にはRGBサイズ変更で対応するしかないが... 4:3の画像も、走査線はもちろん見えるが非常にきれいである。スクイーズの画像は、速い動きの場面以外は走査線もほとんど見えず大満足である。もう少しフォーカスとレジのゾーン調整を追い込む余地はあるが、ダブラーは要るかな?と思わせる画である。80インチではもったいないなぁ...(^^;
ひとつ気になるのは、画面上部に薄い線が2本程度現れる点である。これはブランキング調整でも消すことができない。4:3ではスクリーンの範囲外に出るのだが、16:9ではスクリーンの範囲内に入ってくる。週明けに、ソニーシステムサービスに問い合わせてみよう。

 2000年6月29日(木)

フロント投影用レンズスペーサーが入ってきたので、とりあえず仮設置&調整を行い動作確認してみることにした。まず、ブラウン管とレンズのクリーニング。ブラウン管はフジフィルムのカメラレンズ用クリーニングペーパーに同じくフジフィルムのクリーニング剤を2〜3滴落として、輪を描くように軽く(だんだん力は入ってくるが...)こする。確かにヤニ等の汚れは取れたようだが、ブルー管の薄茶色の汚れは完全には取れない。やはりこれが焼けのようである。グリーン管も幾分汚れ状のものが残った(やはり焼け?)が、レッド管はきれいになった。次にレンズだが、これはプラスチックレンズ、あるいはガラスレンズに表面コーティングされた物なので、ペーパーのみでクリーニングした。そして、入手したスペーサーを挟み込み、レンズを取り付けた。カバーを取り付けて電源投入。もちろんまだフォーカス、レジ共にずれたままだが、初期画面の字が読める。第一関門は突破だ。
しばらく暖気運転のモードとなるので、ここで休憩。30分後にフォーカス調整に取り掛かる。フォーカス調整の手順は500XJの場合と同じ。マニュアルでは触ってはいけないことになっているブルー管のフォ−カス調整ボリュームも調整した。まだ仮設置なのでフォーカスを追い込むところまでは出来ないが、500XJと比べると、フォーカスが最も合う点がわかりやすい。打ち込み角などをもっとシビアに出せば、かなりのクリアな画が期待できるだろう。
次にレジ調整だが、これはアナログボリュームの500XJとは全く操作が違う。マニュアルを見ながらリモコンの操作をマスターするのになんやかんやと小1時間ほどかかってしまった。しかし、操作方法さえわかればレジ合わせの基本的な手順は500XJとそれほど変わりは無い。ゾーン調整が出来るのでむしろ簡単かもしれない。とりあえず見れる画を出すまで、1時間程度で出来てしまった。
DVDからS入力で、定番の「恋に落ちたシェークスピア」を映してみた。 色がこってり目なのが第一印象だったが、いやいや500XJユーザーには申し訳ないが、同じ80インチでもその画の次元が違うのは容易に確認できた。皆さんが言っていたDV−S9のノイズの意味がはじめてわかった。それほど解像度や画の奥行きが全然違うのだ。(ただし、この画を見た家内は「前の方(500XJ)があっさりしていて良かった」なんて恐ろしいことを言っているが...(^^;)気になるブラウン管の焼けだが、500XJの焼けが確認できた「恋に落ちた...」のラストの砂浜の場面でも特には気にならなかった。さすがに全白にするとリア投影のための台形補正していた部分がうす青く見えるが、この程度なら私は気にはならない。第2関門も無事通過といったところか。
スクリーン電圧調整ボリュームの部分に「Don’t Touch」とかかれたシールが貼られているが、色合いもそれほど崩れてはいないようなので、しばらくはこのままW/B調整せずに使ってみることにする。

 2000年6月28日(水)

1272QJの2階への搬入を、胆石摘出手術後2週間「!」の弟が手伝ってくれることになった。ほんま大丈夫かいな...(^^; 本人曰く「ええんちゃう?」、ところが玄関に鎮座したその巨体を見た途端「何これ?」と恐れをなした模様。とにかく2人がかりで箱から出してみたのだが、その重さと、持ちにくい構造に、これでは狭い急な階段は持ち上げられないのではとすっかり弱気。1272QJの横幅が62cmあるのに対して、階段の幅が手すりを入れると64cmしかないのだ。そこで、重いと聞いていたレンズを外してみることにした。マニュアルの手順どおり、HVブロックと電源ブロックを外し、慎重にレンズを外した。ブラウン管を直接見ることが出来たのだが、白く見えるブルー管が茶色くなっている。うっ、これが焼きつきかっ?それともヤニの汚れか?しかし、レンズ1本1本が結構重いので、これで前面部がかなり軽くなったみたいだ...が、実際はブラウン管や回路部が重いため、やはりかなり苦労はしたがどうにか2階に搬入することが出来た。明日になると私は腰が、弟は腹部が痛くなるのは避けられないであろう...(^^;

まず、気になるブルー管の表面をめがねレンズ用のクロスで拭いてみたところ、茶色いヤニが幾分取れた。しかし、相変わらず薄い茶色の汚れ上のものが「四角く」残っている。多分これがブラウン管の焼けなのであろう。でも、通電時間が2500時間を越えているわけだし、外観から見てかなり酷使されている様なので、多少の焼けは覚悟の上での購入である。値段も値段だしね。とにかく明日にカメラレンズ用のクリーニング液を買ってきて、あらためて拭いてみよう。
CRTスペーサーはSが使われていた。標準ではMだが、フロント80インチ投影ではSが必要なので、これはラッキーである。ただレンズスペーサーは「REAR」用が使われていた。試しにレンズをはめて電源を入れてみるとスクリーンには左右反対の画が投入された。なお、フロント投影用のレンズスペーサーはソニーシステムサービスに発注済である。
カバー類をすべて外してみると、相変わらずのタバコのヤニのにおいである。私自身はタバコは吸わないが、周りの人が吸うため特にタバコのにおいにはアレルギーは無いのだが、このにおいはたまらん...(^^; とにかく、カバー類の表裏をはじめ、手の入るところはすべてかんたんマイペットでふき取った。かんたんマイペットが容器の半分になるほどがんばったが、幾分においが和らいだ程度だ。しばらくはこのまま我慢しないといけないのだろうか。
掃除機で内部のほこりを吸い取ろうとしたのだが、500XJと比べるとずいぶん少なかった。掃除機のほこりセンサーが点灯しないほどだ。これは、この3管がケースの外に出ていた時間が比較的少なかったものと思われる。多分使用する際は連続投影(相当環境の悪いところで...)で、使用しない時はケースの中にあることが多かったのではないか。
信号入力部を見てみると、なんとRGBボードが2枚入っていた。儲けたと思ったが、2枚あっても使い道が無いなぁ。よく見るとこのボードに「○洋映像」と言うシールが貼ってある。きっとこれが前の持ち主の会社名だろう。やはり、映像関係の会社がイベント等で使っていた機械なのであろう。立派過ぎるケース、通電時間の多さ、外観の擦り傷の多さ、ヤニのにおい、そのわりには内部のほこりの少ない等の状況から見て間違いないだろう。

 2000年6月27日(火)

午後7時に到着。佐川急便のにいちゃんが2人がかりで運んできました。まず「何が入ってるんですか?」といつものセリフ。まぁ、確かにその箱の様子を見れば誰でも?であろう。1m×80cm×50cmにキャスターと吊り下げようの鉄骨のついた真っ赤な!箱は、一般の住宅にとっては全くの不釣合いな物に見える。玄関に置かれたその姿を見て嫁さんは絶句するのみだった...
とりあえず、蓋を開けねばならないが、その蓋も嫁さんと2人がかりでないと開けられない。蓋を取って中身を見た印象は、「でかい!、重い!、くさい!」...でかい、重いは覚悟の上だが、くさいのにはまいった。これはどうもタバコのにおいのようだ。いったいどんなところに設置されていたんだ?レンズスペーサーの形状を見るとどうやらリア投影で使用されていた模様。外観もお世辞にもきれいとは言えず、相当酷使されてきた模様。コントローラーパネルのつめは折れており、のせてあるだけなのは聞いていたが、上部パネルのつめまで折れている。箱の中を見るとこの折れたつめが落ちていた。金属パネルもひしゃげている。どうやら、上部パネルのねじ止めを忘れて箱詰めしたために運搬中に外れてしまったためのようだ。これは業者の梱包ミスなのでクレームをつけるつもりだ。
さすがに64kgは一人ではどうにも出来ず、まだ玄関に置いたまま。下半分が箱に埋もれたままなので電源も入れられない状態である。と言うことで、試運転は明日以降になるが、果たしてどんな画が見れることやら... なお、付属されているはずのCRT&レンズスペーサーは当然のことながら欠品しており、これをソニーシステムサービスに手配する必要もあるので、調整できるのも当分先のことになりそうだ。

 2000年6月26日(月)

1272QJの購入決定。明日こちらに入荷の予定。ただし、ケースの寸法が1m×80cm×50cm程度、ケースを含めた重量が80Kg程度との事...(^^; 玄関まで持ってきてもらっても、当分の間は設置不可能。さて、どうしよう...

 2000年6月24日(土)

ようやく入荷の案内メールが来る。状態は、「R.G.B 2561H、コントロール部分の蓋のつめが割れています。外観は多少の擦り傷有り。」結構使い込まれている感じ...(^^; それに伴い、価格も予想以下の模様。この状態ならブラウン管の焼けも皆無とは行かないだろうし、購入についてはかなり悩むところだ。とにかく、詳細情報についての質問メールを入れておいた。

 2000年6月23日(金)

依然連絡無し。「お待たせしてます」の返答のみ。疲れたので、向こうから返事がくるまで気長に待つことにする。

 2000年6月21日(水)

トラストに連絡を取ったところ、現所有先からの引取りが明日の午前中に行われ、夕方までには現物の状態等を連絡くれるそうだ。ブラウン管に焼けが無いのを祈るばかりだ。

 2000年6月15日(木)

トラストに1272QJが入荷(と言うよりは引き取り...)するのが21日以降に変更になった。現在の所有先の担当者が20日まで出張となったので引き取りにいけなくなったのだそうだ。...ということで、テンション下がり気味...

当分、このページの公開もできそうに無いので(せめて購入が決定してから公開しようと思う...)、DV−S9の件はおもての500XJ日記の方に移動。

 2000年6月12日(月)

トラストに1272QJが入荷することが確実になった。しかし、物はまだ入ってはいないので稼働時間や付属品の有無および販売価格についてはまだ不明との事。今週中にはトラストに入ってくる予定なので、その連絡待ちとなる。

例のヤフーオークションの1270QJは最終値171,000円をつけた。大体予想通りの結果となったが、最後の数分間で値段が倍ぐらいに跳ね上がったのには驚いた。こりゃ、私にはむかないわぁ...(^^;

 2000年6月8日(木)

深夜にヤフーの1270QJのオークションが動き出した。新たに2名が参戦してきた。このペースでは最終的には私の1272QJの購入予定額辺りまで上がってくるのは必至のようだ。と言うことで、私はこのオークションからは沈むことにした。今後はトラストに入ってくる予定の1272QJ一本に絞っていく。

127xQJシリーズの製造期間を調べてみた。1270QJが1989/10/21〜、1271QJが1991/12/10〜、そして1272QJが1994/2/1〜だそうです。我が家の500XJは1993年製造だから、それと比べれば1272QJは少なくとも1年だけは新しいということになる。

 2000年6月7日(水)

1270QJと1272QJを比較した場合、1272はすべてで良くなっているようだ。もちろん製造年も3〜4年は新しいだろうし、周波数ごとにアスペクト値を設定できるので、とりあえずはナナオ無しでもスクイーズに対応できる点も魅力だ。ただし、現時点ではまだトラストに現物が入ってきていないので、特に気になるブラウン管の状態を確認することが出来ない。

 2000年6月6日(火)

トラストにダメもとで電話をしてみたら、なんと来週にも1272が入荷する見込みとの事。予定価格も20万円程度で、こんぶさんがオークションの1270の最終落札価格を見積もった金額に近い。とりあえず、入荷次第連絡してもらう約束を取り付けた。さて、オークションの1270と天秤にかけねばならない。

 2000年6月5日(月)

「DVD&LD倶楽部掲示板」で、どうやらSONYが3管の生産を終了させたらしいと言う情報を得る。と言うことは、近いうちに永い間付き合える3管を入手しておくべきなのかもしれない。そう思っていた矢先、こんぶさんより例のオークションの1270について、ブラウン管に焼き付きがなければ買いとの返事をもらう。折り返し、サイズと当社距離の関係、スクイーズへの対応、ドルフィンとの比較について質問したところ早速回答をもらう。何度かのやり取りの末、サイズは投射距離を2m強に近づけられるので後ろにスペースができる、スクイーズについてはナナオのダブラーを使えば、ダブラー側にて対応できるなどを教えてもらった。ナナオのダブラーを導入すれば、ほとんどの信号処理はダブラーが行ってくれ、3管は処理されたそのRGB信号投射するだけとなるので、ブラウン管さえしっかりしていれば、少々古い3管でもすばらしい画を見せてくれるそうだ。
オークションの方はとりあえずその時点での最高額入札者になれるように¥81,000を付けておき、様子を見ることにした。しかし、これがヤフーオークションの初挑戦になるのだが、正直好きになれない。自動入札には面食らった...何度入札しても、自動的に上の価格がつけられているんだもの...(^^;

 2000年6月1日(木)

ヤフーオークションで1270を見つける。この時点での最高価格は71,000円。1270はこんぶさんや塾教師の3管と同じ機種なので、この物件が買いかどうか、こんぶさんにメールで意見を伺うことにする。

 2000年5月27日(土)

新潟のこんぶさんよりメールをもらう。「HPの調整手順見ましたが、かなり苦労しているようですね。矛盾を感じている部分のほとんどが127x/5xQJでほとんど解決できます。」...うっ、見透かされている。でも、どうせ買うなら最近値段が落ちてきたドルフィンの方がいいかな。大きさも127Xシリーズより一回り小さいし、50kg台なら一人で引きずれるし...(^^; なんと言っても127Xシリーズは長さが80cmもあるのが致命的。とっても今の部屋には置けそうに無い。ドルフィンも今のペースなら今年の暮れぐらいには20万円台にならないとも限らないし、もし、ダブラーとあわせて40万円ぐらいになっていたら考えようかな。

 2000年5月25日(木)

第一無線よりメールニュースが入る。その中古品情報にドルフィン(VPH−D50QJ)が40万円弱で数台有りとの事。なんと、高嶺の花のマルチスキャンが、すでにこんな値段で出回っているのだ。500XJ導入、たった2ヶ月あまりでもう心が動くのか...
リビング用にリージョンフリーのDVDPを探していたのだが、そのメールの中にパイオニアのDV−S9リージョンフリー中古があったので早速電話してみたがすでに商談中との事。また入ってくるかもしれないので、その際は連絡してくれるそうだ。

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