レコキンHTPCの変遷
since 2001/7/3
第9期/2004年10月23日〜
ポストプロセッシングやHV並みの高解像度がDVD再生の高画質化に効果有りと言う事で、Pentium4を用いたハイスペックHTPCに挑戦した。
構成は以下のとおり。
CPU | Intel Pentium4 3.2GB Prescottoコア |
マザーボード | ASUS P4P800SE |
メモリ | 512MB(PC3200) |
DVD−ROM | CREATIVE 5X(リーフリ可) |
VIDEO CARD | ATi Radeon9600XT |
SOUND CARD | ONKYO SE−150PCI |
OS | WindowsXP HomeEdition SP1 |
ソフトDVDプレーヤ | TheaterTekDVDPlayer2.0 |
電源 | 350W低騒音タイプ(ノーブランド) |
ケース | サーバー用アルミ製ミドルタワー |
○動画ファイル保存用にIDEリムーバブルケース LIAN LI RH−32AECを導入。
○サウンドカードをONKYOのSE−150PCIに変更。
第8期/2004年2月19日〜
基本的構成は前期と同じ。
これまでに行ってきた対策を見直して、効果があったものだけを残すスリムな構成に再編する。
前期からの変更点は以下のとおり。
○TUV4X/WOAのノースブリッジ横の1500μFの電解コンデンサー3本各々に25V/10μFの積層セラミックコンデンサーを付加。
○メモリに装着した自作のアルミ板製シールドを除去。
○DVDとHDD/FDDへの給電ケーブルの長さを最短に切断。
○DVDドライブへの給電ケーブルに付加したコンデンサーを12VラインにはOSコン(20V/120μF)1個のみ、5VラインにはOSコン(16V/270μF)1個のみとして、他の電解コンデンサーを除去。
○DVDドライブへのIDEケーブルをATA100/66から丸型ATA33に変更。
○冷却能力アップのために増設したケース背面外に排気ファンを除去。
○電源ケース内蔵の冷却ファン1基のみケース内を冷却できるように、以下のエアーフロー改善策を実施。
・グラフィックカードのAGPパルスカットボックスPG−EPAと、サウンドカードの自作アルミ製シールドケースを除去(高域電磁波吸収ゲルシートは各カードに直接貼付)
・グラフィックカード(RadeonLE)のヒートシンクを純正のものからサーマルコンポーネントの大型ヒートシンクに換装。
・マザーボードと電源BOXの間のアルミ製仕切り板の開口部を網目から大型角穴に変更。
第7期/2002年11月2日〜
マザーボードをTUV4X/WOAに交換する。
ビデオカードをRadeonLEに交換する。根布産業にて銀単線を用いたフィルタカット改造を行う。
TheaterTekDVDPlayerをバージョン1.5にバージョンアップする。
構成は以下のとおり。
CPU | Intel セレロン850 |
マザーボード | ASUS TUV4X/WOA |
メモリ | 128MB(PC133/CL2) |
DVD−ROM | CREATIVE 5X(リーフリ可) |
VIDEO CARD | ATi RadeonLE改 |
SOUND CARD | RME DIGI96/8(ドイツより輸入) |
OS | WindowsMe |
ソフトDVDプレーヤ | TheaterTekDVDPlayer1.5 |
電源 | 300W低騒音タイプ(ノーブランド) |
ケース | サーバー用アルミ製ミドルタワー |
ここまでの対策内容を項目ごとにまとめてみた。
○ケース
・アルミ製で剛性があり、マザーボードとドライブ類間が十分に距離が取れるようにサーバー用タワー型を選択。
・前面樹脂部分は全て取り外し、2mm厚アルミ板(表面アルマイト処理)に換装。
・マザーボード取付板に2mm厚アルミ板を樹脂製ボルト締めし、これに3mm厚で5cm×20cmのアルミ板を発泡ポリエチレン両面テープで貼り付けて制振。
・空きPCIスロットの蓋をアルミ板に換装。
・側板に酢酸ビニル+アルミ箔+ウレタンフォームの複合材を貼り付けて制振・吸音。
・マザーボードとドライブ類の間を1.5mm厚アルミ板(表面アルマイト処理)で遮蔽。
・マザーボードと電源BOXの間を1.5mm厚アルミ板/高域電磁波吸収ゲルシート/3mm厚アルミ板(アルミ板は表面アルマイト処理)の合わせ板にて遮蔽。
・ドライブ類インナーフレーム側板に鉛シートを貼り付け、その上から2mm厚アルミ板(表面アルマイト処理)で補強。
・ケース背面外に排気ファン(回転速度可変)を増設。ファンにはノイズ防止コンデンサ(22μF/25Vノンポーラミューズコンと1μF/25V積層セラミックを並列)を付加。
○マザーボード
・電解コンデンサーにGC16をブチルゴムで貼り付け。
・空きPCIスロットのコネクターを銅箔テープ/高域電磁波吸収ゲルシート/アルミ箔テープにてシールド。
○電源
・BOX内の電源コンデンサーに鉛テープを巻き付け、GC16をブチルゴムで貼り付けた。
・BOX内の5Vラインにアルミ電解コンデンサ(10V/1000μF)を3個並列に入れる。
・ファンヘの給電ケーブルに22μF/25Vノンポーラミューズコンと1μF/25V積層セラミックを並列に取り付け。
・DVDとHDD/FDDへの給電ケーブルを残して、必要のないケーブルはBOX内でカット。
○給電ケーブル
・各給電ケーブルは捻ってノイズ防止。
・マザーボードへの給電ケーブルは高域電磁波吸収ゲルシートを巻きつけて、その上からスパイラルチューブで保護。
・DVDドライブへの給電ケーブル12VラインにOSコン(20V/120μF)1個とアルミ電解コンデンサー(16V/1000μF)を2個、5VラインにはOSコン(16V/270μF)1個とアルミ電解コンデンサー(10V/1000μF)1個を並列に入れる。
・HDDドライブの給電ケーブルにOSコン(16SG470M)1個と積層セラミックコンデンサー(25V/10μF)1個を12V、5Vそれぞれに並列に入れる。
○信号ケーブル
・ドライブ類への信号ケーブルはラウンドタイプを使用。
・DVDドライブへの信号ケーブルは高域電磁波吸収ゲルシートを巻きつける。
○CPU
・サーマルコンポーネント社の大型ヒートシンクにて冷却ファンレス化。
・排気用ケースファンから、ポリエステルフィルム製のダクトを取り付ける。
○メモリ
・1.2mm厚のアルミ板で囲みシールド。
・メモリボード背面(チップマウントなし)に高域電磁波吸収ゲルシートを貼り付ける。
○グラッフィックカード
・銀単線にてフィルタをバイパス。
・AGPパルスカットボックスPG−EPAを装着。
○サウンドボード
・自作アルミ製シールドケース(高域電磁波吸収ゲルシート内蔵)を装着。表面はアルマイト処理。
○DVDドライブ
・電解コンデンサーにGC16をブチルゴムで貼り付け。
・フラットICに鉛シートを貼り付けて制振。
・カバー内部(上下とも全面)に銅箔と鉛シートを貼り付けて制振&ノイズ遮断。
○ハードディスクドライブ
・HDD上下面に高域電磁波吸収ゲルシートを貼り、SmartDriveに入れて静音化。
○FDDユニット
・信号ケーブルも含めて全て取り外し。
○BIOS
・使わないポートやスロットをすべてDisableにする。
○WindowsMe
・msconfigで不要なスタートアップ項目をオフにする。
第6期/2001年11月6日〜
ビデオカードをRadeon8500LEに交換する。追って、フィルタカット&BNC化、ファンレス化も行う。
8500LEでは既存のATiDVDPlayer4.1.0.0がインストールできなくなったので、ATiDVD5.0、PowerDVD
XP、ZoomPlayer2.12などに交換してみるがどれも一長一短があり納得できず。
TheaterTekDVDPlayerを導入する事によって、ソフトDVDプレーヤのフィルタがDirectX
VA機能搭載のビデオドライバに対応していないと、ビデオカードのハードウェア再生支援が働かないために色ムラなどの不具合が出ることが判明。TTDVDのフィルタ(Ravisentデコーダ)がDXVAに対応するまではRadeonLEとDXVA未対応の7093ドライバを使うことにする。
=> 9012ドライバによりRadeon8500LEにおけるハードウェア再生支援が可能(但しレジるとリ書き換えでDXVA無効化)となり、再度ビデオカードをRadeonLEからRadeon8500LEに取替える。
メモリをPC133/CL3からPC133/CL2に交換する事で、わずかに残っていた画面の引っ掛かりを減少できた。
電源ケーブルを銀メッキ銅単線(自作)を捻り合わせてアルミテープにてシールドした物に交換する。
電源BOXの上蓋(CPUに面する側)を0.8mm厚のアルミ板にて作り換装する。
構成は以下のとおり。
CPU | Intel セレロン850 |
マザーボード | ASUS CUSL2−C−BP |
メモリ | 128MB(PC133/CL2) |
DVD−ROM | CREATIVE 5X(リーフリ可) |
VIDEO CARD | ATi Radeon8500LE(バルク品) |
SOUND CARD | RME DIGI96/8(ドイツより輸入) |
OS | WindowsMe |
ソフトDVDプレーヤ | TheaterTekDVDPlayer |
電源 | 300W低騒音タイプ(ノーブランド) |
ケース | サーバー用アルミ製ミドルタワー |
第5期からの追加対策内容を項目ごとにまとめてみた。
○ケース
・電源BOXの下面に3mm厚のアルミ板2枚に0.1mm厚の銅板とGC16を混ぜた接着剤をサンドした隔離板を貼り付ける。
・ケース背面外に排気ファン(回転速度可変)を増設。ファンにはノイズ防止コンデンサ(22μF/25Vノンポーラミューズコンと1μF/25V積層セラミックを並列)を付加。
○電源
・BOX内の5Vラインにアルミ電解コンデンサ(10V/1000μF)を3個並列に入れる。
・ファンヘの給電ケーブルのコンデンサーを22μF/25Vノンポーラミューズコンと1μF/25V積層セラミックを並列に交換。
○給電ケーブル
・マザーボードへの給電ケーブルはトライガード、アース付き銅箔、フェライトコアを外し、JapanValueのノイズ吸収ゲルシートを巻きつけて、その上からスパイラルチューブで保護。
・DVDドライブへの給電ケーブル12VラインにOSコン(20V/120μF)1個とアルミ電解コンデンサー(16V/1000μF)を2個、5VラインにはOSコン(16V/270?F)1個とアルミ電解コンデンサー(10V/1000μF)1個を並列に入れる。
・HDDドライブの給電ケーブルにOSコン(16SG470M)1個と積層セラミックコンデンサー(25V/10μF)1個を12V、5Vそれぞれに並列に入れる。
○信号ケーブル
・DVDドライブへの信号ケーブルはアース付き網線を外し、JapanValueのノイズ吸収ゲルシートを巻きつける。
○CPU
・排気用ケースファンから、ポリエステルフィルム製のダクトを取り付ける。
○メモリ
・メモリボード背面(チップマウントなし)にJapanValueのノイズ吸収ゲルシートを貼り付ける。
○グラッフィックカード
・ボード背面にJapanValueのノイズ吸収ゲルシートを貼り付ける。
・GPUヒートシンク近辺にポリエステルフィルム製の冷却用ダクトを取り付ける。
○サウンドボード
・GC16の袋詰を外し、ボード全体にJapanValueのノイズ吸収ゲルシートを貼り付ける。
第5期/2001年9月3日〜
CPUをセレロン850MHzにダウングレードする事により、ノイズが減った為か画質が向上した。そのほかにもMBをオンボードグラッフィックの無いものに変更、ケースへの対策などを行う。
映像信号の送り出しバッファとして三菱の色差/RGBデコーダD−2001を導入する。
構成は以下のとおり。
CPU | Intel セレロン850 |
マザーボード | ASUS CUSL2−C−BP |
メモリ | 128MB(PC133) |
DVD−ROM | CREATIVE 5X(リーフリ可) |
VIDEO CARD | ATi Radeon LE(バルク品) |
SOUND CARD | RME DIGI96/8(ドイツより輸入) |
OS | WindowsMe |
ソフトDVDプレーヤ | ATiDVDPlayer4.1.0.0 |
電源 | 300W低騒音タイプ(ノーブランド) |
ケース | サーバー用アルミ製ミドルタワー |
今までの対策内容を項目ごとにまとめてみた。
○ケース
・アルミ製で剛性があり、マザーボードとドライブ類間が十分に距離が取れるようにサーバー用タワー型を選択。
・マザーボード取付板に2mm厚アルミ板をボルト締めし、これに3mm厚で5cm×20cmのアルミ板を発泡ポリエチレン両面テープで貼り付けて制振。
・空きPCIスロットの蓋をアルミ板に換装。
・側板を酢酸ビニル+アルミ箔+ウレタンフォームの複合材を貼り付けて制振・吸音。
・3mm厚のアルミ板を2枚張り合わせたものを使い電源BOXの下面及びDVD−ROMドライブをマザーボードから隔離(但しGC16でノイズ反射を防止)。
○マザーボード
・電解コンデンサーにGC16をブチルゴムで貼り付け。
・空きPCIスロットのコネクターを銅箔テープにてシールド。
○電源
・BOX内の電源コンデンサーに鉛テープを巻き付け、GC16をブチルゴムで貼り付けた。
・CPU側の内・外面に0.1mm厚の銅板を貼り付けてシールド。
・ファンヘの給電ケーブルにコンデンサー(22μF、50V)を取付。
・DVDとHDD/FDDへの給電ケーブルを残して、必要のないケーブルはBOX内でカット。
○給電ケーブル
・各給電ケーブルは捻ってノイズ防止
・マザーボードへの給電ケーブルはトライガード〜スパイラルチューブ〜銅箔+ポリエステルフィルム(アース付き)を巻き、フェライトコアを取り付けてノイズ防止。
・ドライブへの給電ケーブルはコンデンサーを付加してノイズを吸収。
○信号ケーブル
・ドライブ類への信号ケーブルはラウンドタイプを使用。
・DVDドライブへの信号ケーブルはアース付き網線にてシールド。
○CPU
・サーマルコンポーネント社の大型ヒートシンクにて冷却ファンレス化。
○メモリ
・1.2mm厚のアルミ板で囲みシールド。
○グラッフィックカード
・出力フィルターをカットした。
・RGB出力をカノープスのSSH Type−Bを利用して、miniDsub15ピンを5×BNC化。
・フラットICに鉛シートを貼り付けて制振。
・フレキシブル基盤素材(銅箔)を用いたシールド板を貼り付けた。
○サウンドボード
・GC16の袋詰(板状になるように工夫)を表面に貼り付けた。
○DVDドライブ
・電解コンデンサーにGC16をブチルゴムで貼り付け。
・フラットICに鉛シートを貼り付けて制振。
・カバー内部(上下とも全面)に銅箔と鉛シートを貼り付けて制振&ノイズ遮断。
○ハードディスクドライブ
・SmartDriveに入れて静音化。
○FDDユニット
・使用時以外は取り外し。
○BIOS
・使わないポートやスロットをすべてDisableにする。
○WindowsMe
・msconfigで不要なスタートアップ項目をオフにする。
第4期/2001年6月20日〜
ゆっくりとパンする場面で発生する斜め線のジラツキの原因がCPU処理のオーバーフローにありそうなので、CPUをP3に戻す。
構成は以下のとおり。
CPU | PentiumIII 1GHz |
マザーボード | ASUS CUSL2 |
メモリ | 128MB(PC133) |
DVD−ROM | CREATIVE 5X(リーフリ可) |
VIDEO CARD | ATi Radeon LE(バルク品) |
SOUND CARD | RME DIGI96/8(ドイツより輸入) |
OS | WindowsMe |
ソフトDVDプレーヤ | ATiDVDPlayer4.1.0.0 |
電源 | 300W低騒音タイプ(ノーブランド) |
ケース | サーバー用アルミ製ミドルタワー |
古い分配器(Imagenics DD−240)をビデオカードのバッファアンプとして活用する。
DVDドライブ内部のフラットICに鉛シートを、コンデンサーにGC16を貼り付ける。DIGI96/8のLSIに鉛シートを貼り付ける。
解像度はPoweStrip3.0にて、16:9は1280×720、4:3は1024×768で使用する。
第3期/2001年5月15日〜
いろんな対策を行ったが、専用機と比較するとどうしても限界を感じてしまう。それならば、そこそこの機能で十分と、ダウングレードをはかる。
構成は以下のとおり。
CPU | Intel セレロン466(手持ち) |
マザーボード | ASUS MEB−M(手持ち) |
メモリ | 128MB(PC133) |
DVD−ROM | CREATIVE 5X(リーフリ可) |
VIDEO CARD | ATi Radeon LE(バルク品) |
SOUND CARD | RME DIGI96/8(ドイツより輸入) |
OS | WindowsMe |
ソフトDVDプレーヤ | WinDVD2000 |
ケース(電源付き) | microATX用ミニデスクトップ(手持ち) |
RADEON LEを1万円強でゲットし、SPECTRA8400と交換してみると、輪郭もすっきり且つハッキリして、SPECTRA8400とは明らかに違う画がでた。この構成でコマ落ちは特には見られず、なおかつ、例の「恋に落ちた...」のオープニング・パン場面の色むらも全く見られない。サブ機&イレギュラーな4:3専用機としてはこれで十分だと思った。
また、Radeonの出力直前のフィルターを飛ばすとフォーカス感が増し、解像度が向上する事を知り、ついでにSPECTRA8400用のBNC化オプションボードSSH
Type−Bを利用してBNC化も同時に行った。
以降、ソフトDVDプレーヤをWinDVD3.0にバージョンアップしたが、動作が重くなった一方、特に改善点も見られないので、ATiDVDPlayer4.1.0.0に変更。
また、グラフィック、サウンド両ボードにフレキシブル基盤素材を用いたシールド板を貼り付けた。
第2期/2001年5月3日〜
ケースを19インチラックマウント型のケースに交換。重さはケースのみで13kg、大きさは45×45×18cmで、フルサイズATXマザーボードを組み込んでも電源BOXやドライブ類がマザーボードの上に重ならない構造。
基本的な構成は以前と変わらないが、サーマルコンポーネント社の大型ヒートシンクを用いてCPU&GPUのファンレス化を行った。また、リモコン代わりとして、Acerのワイヤレスキーボード(マウスポインター搭載)を導入した。
その他の対策は以下のとおり。
・ケースファンを3.3V駆動に変更
・ファン周りを鉛箔で巻いた
・ドライブ類へのケーブルを電源線とグランド線をペアにして捻る
・電源BOX内の大型コンデンサーと排気ファンの周りに鉛箔を巻き、ケース全体を銅箔で包む
・ケース底面に銅箔を貼り、その上に発泡ポリエチレン両面テープを貼り付けてこれにGC16をまぶす
第1期/2001年4月16日〜
1272QJがアスペクト比切替えでスクリーンの四隅が色ずれを起こす対策のため、当初は、高い周波数ブロックへの4:3信号を入れてやる専用機として作成した。
構成は以下のとおり。
CPU | PentiumIII 1GHz |
マザーボード | ASUS CUSL2 |
メモリ | 128MB(PC133) |
DVD−ROM | CREATIVE 5X(リーフリ可) |
VIDEO CARD | CANOPUS SPECTRA8400 |
SOUND CARD | M−AUDIO AUDIOPHILE2496 |
OS | WindowsMe |
ソフトDVDプレーヤ | MightyPEGDVD(PowerDVD2.5.5) |
電源 | 300W低騒音タイプ(ノーブランド) |
ケース | ミドルタワー(タイ製の激安品) |
MightyPEGDVDは動画だけなら問題無いのだが、AC3を出力すると画の動きがカクカクとなって(所謂コマ落ち...)しまった。後にSPECTRA8400とPowerDVDは相性が悪い事が判明。WinDVDに切替えることにする。
以下の手順で、どうにかコマ落ち無しで安定して画と音(AC−3)が出せるようになった。
・BIOSで使わないポートやスロットをすべてDisableにする。
・WindowsMeをクリーンインストールする。
・nVIDIAのページからGeForce系カードの最新のドライバーをダウンロードし、インストールする。
・M-AudioのページからDELTAシリーズの最新のドライバーをダウンロードし、インストールする。
・DirectX8.0aをインストールする。
・パワーマネージメント関係はすべてオフにする。
・msconfigでスタートアップ項目のSchedulingAgentをオフにする。
・DVDドライブのDMAをオンにする。
・regeditでDVDドライブのキャッシュ割り当てを増やす。
・DVDGenie最新版をインストールする。
・WinDVD2000をインストールし、アップデート処理(Ver2.1)をする。(他のソフトDVDPはインストールしない)
・DVDGenieとM-AudioDELTAコントロールパネルで、S/PDIF出力を設定する。
これで1024×768、リフレッシュレート72Hzで問題なく映ったが、画質の調整がなかなか思ったとおりに行かない。色のりが薄く、立体感が乏しい。
その後の対策は以下のとおり。
・電解コンデンサーにGC16を投与
・各電源供給ケーブルにトライガードを巻きつけ、またその外側をスパイラルチューブで固めた
・マザーボードへの電源ケーブルにフェライトコアを取り付けた
・SPECTRA8400をオプションボードSSH Type−Bにて5BNC出力コネクター化
・S/PIDF出力用に、Dsub9ピンから5D2Vを直出ししたデジタルケーブルを自作