レコキンのホームシアター覚えが記 その6
since 2005/11/2
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注意 : ここにかかれている内容は、私自身が多くの方にご指導を頂き実際に行った内容ですが、Graphics808sも含めて、すべての方の3管に適応する内容とは限りません。特にグリーン管の調整やスクリーン電圧調整VRなどの特約店用マニュアルでは触らないように指示されている部分の調整も含んでいますので、もしここにかかれている内容を実施したことにより何らかのトラブルが発生しても私は一切何らの責任も負いかねますので、ご了承の上お読みくださるようお願いします。
2011年9月20日(火)
<<滋賀フェスから帰ったら...OPPO!>>
2009年5月22日(金)
<<やっぱり不安?なDMP-BD80>>
BDプレーヤDMP-BD80でのセルBlu-Rayディスク再生においてのフリーズ現象は、あれ以来発生して無いが、もうひとつの方の心配ダネが...
この日は、京都の繁華街に繰り出して「天使と悪魔」を観る予定だったが、ご存知のとおりの新型インフルエンザ騒ぎ。「本業の立場上ちょっと不味いかも」とのことで、家族会議(と言っても夫婦二人...)の末、映画館行きは延期し、先日購入していた「ピノキオ
プラチナ・エディション」を我が家のホームシアターで観賞することにした。その画は巷の噂どおりで申し分なく、70年近くも前に作られたものとは信じられない。フィルムの保存状態と修復技術には脱帽である。
また、ロスレス7.1chの音も素晴らしく...と言いたい所なのだが、オープニングの「星に願いを」での歌声がリアスピーカーからも聞こえてしまった。つまり「7.1chアナログオーディオ出力のサラウンドバックSPからメインSPの音声が出てしまう」と言う現象が再発してしまったのだ。しかも今回は、レコーダで録画したBD-Rでは無く、セルBDで発生してしまった。これで、BD-Rがトリガーか?という仮説は脆くも崩れ去ってしまい、セルBDを観る分には安心、とも言えなくなってしまったわけだ。
但し逆に考えると、レコーダで録画したBD-R、つまりAAC音声フォーマットがトリガーと言うわけではないとも言える訳だ。前出の通り、「3管式プロジェクター掲示板」の方に、全く同様の現象が出たと言う報告を貰ってるので、私のDMP-BD80個体の問題ではないことはわかっているから、この現象が販売元の米国でも発生しておれば、いずれファームウェア・アップデートで修正されるという期待も出来る。あくまで、これがソフトウェアー的な不具合であった場合ではあるのだが...(^^;
しかし、大人になってから初めて観た「ピノキオ」、あれれ、こんなお話だったっけ?もっとピノキオって、いたずらっ子のどうしようもない奴だったような...これじゃ純真無垢の、なんともいい奴じゃないか。特典映像を見てみると、やはりディズニー向けにピノキオの性格をアジャストしているようだ。寧ろこの方が子供達、特に日本の子供達にはウケは良かったんだろうね。
2009年5月14日(木)
<<ちょっと不安なDMP-BD80>>
7.1chアナログオーディオ出力のサラウンドバックSPからメインSPの音声が出てしまうと言う現象について「3管式プロジェクター掲示板」の方に、全く同様の現象が出たと言う報告を頂いたが、こちらではあれ以来再発していないので、とりあえずはこのまま使っていこうと思う。
ところが、これに加えてもうひとつ心配なことがある。某大型掲示板のBD再生機スレッドに最近書き込まれた内容「BDを再生中にフリーズ」がこちらでも2度発生したのだ。この書き込みでは「早送り後に少し戻したら観れた」とのことだが、こちらでは数秒間そのままにしておいたら動き出している。また、その後に同じ箇所を繰り返しても、フリーズの再発生は無かった。ということはディスク側の不具合ではなく、再生機側の問題と言うことになる。
さて、この2度の発生回数を多いと見るか、それとも少ないと見るか...そりゃ多いですわなぁ(^^;
ピックアップ素子などの致命的な不具合が起因でないことを祈るばかりである。
2009年5月2日(土)
<<DMP-BD80でYouTub>>
2009年4月29日(水)
<<その後のDMP-BD80>>
BDプレーヤDMP-BD80の7.1chアナログオーディオ出力からのロスレス音声は、なんたって初体験なんだから、悪いわけ無いよね。思わずニンマリ。
続けて、TA-DA7000ESの作り出しす7.1ch(9.1ch)でない生の7.1chを体験使用と思ったのだが、30数枚の手持ちのBDソフトの中で6.1ch以上のものは、リニアPCM
7.1chの「イノセンス」と、DTS-HD 6.1chの「X-MEN:ファイナルディシジョン」の2枚だけ。意外と少ないもんなんだなぁ。まぁそれでも、実際にサラウンドバックSPから音が出ているのを確かめて、またニンマリ(^^)b
さて、BDレコーダでAAC5.1chの映画モノを録画したBD-Rを昨夜から今日にかけて何枚か確認していたのだが、そのうちに、サラウンドバックSPからメインSPの音声が出ていることに気がついた。アナログオーディオ出力は、SETUPメニューにて「7.1ch」か「5.1ch+2ch(mix)」を選択するようになっているが、「7.1ch」では「2ch(mix)」の出力端子を流用するような仕組みになっている。つまり、この「2ch(mix)」の端子の設定が元に戻ってしまっているようなのだ。しかし、SETUPメニューを確認しても「7.1ch」になっている。
なんでなの?
その上、このままディスクを市販のBDソフトに入れ替えても、同じく「5.1ch+2ch(mix)」のままなのだ。これはSETUPメニューにて「7.1ch」を一度「5.1ch+2ch(mix)」に変えて、再度「7.1ch」に設定しなおしてやらないと正常にならなかった。
なので、これは米機ではイレギュラーな(と言うか存在しない)AACデコードをやらせたために思わぬエラーが出ちゃったのか、と早とちりしちゃったのだが、先ほど再度試してみると、何度BD-R(AAC)を再生しても再現しないのだ。昨夜は色々と触ってる際に、間違えて「7.1ch」を「5.1ch+2ch(mix)」に変えちゃったんだろうということで自分を納得させているんだが...やっぱりそんなことは無いとは思うけどなぁ(-_-;
...と、依然謎のままだ。
またファームウェア・アップデートだが、ネットに接続後に確認した所、最新がVer1.5のところ、現Ver1.1だったので、速攻でアップデートした。Ver1.5のアップデート内容は「BD-V
Playability」と言うことだが、はて、何が変わったのかな???
2009年4月28日(火)
<<DMP-BD80到着>>
久々の更新である。どれだけ久しぶりかと言うと、直近は3年前の1月だから、39ヶ月ぶり。その間には、特に新しい機材も導入してないし、一番あてにしていたAVアンプTA-DA7000ESの後継機も全然でてこないしで、すっかりネタも無かったわけだが、ついに新機材を導入!今をときめくブルーレイディスク再生専用機を!!それも米から直輸入!!!...って息巻いても所詮低(よりはちょっと上か?)価格機、それもPana製を逆輸入なんだけどね(^^;
DMP-BD80K
でも特筆すべきは、このプレーヤには7.1chアナログオーディオ出力が付いとる。つまりこれを使えば、次世代(いつまで?)音声フォーマット対応のTA-DA7000ES後継機を待たずして、魅惑のロスレス音声を楽しめるっちゅうことなのだ。ああっ、これで煩わしいスピーカーの再配線作業からも開放される...(そっちかい!)
実は、昨年の秋に米で発売されていた一世代前の機器、DMP-BD55でもこの7.1chアナログオーディオ出力は実現されていたので、昨年の暮れあたりに手を出そうかと思っていたのだが、年明けまでダラダラしてたら、正月にラスベガスで開催されたCES(全米家電協会のトレードショウ)にて、その上位機種であるDMP-BD80で発表されちゃった。で、どうせなら新しい機種を、ということで、それが発売されるまで待ってたと言うわけだ。
米の通販サイト「B & H Foto & Electronics
Corp.」に注文したのが日本時間の4/24(金)11時ごろだったが、なんと昨日の朝にはUPSの営業所に到着してしまった。正味3日間って、こりゃ早過ぎでんがな(^^;
昨夜はバンドの練習があったのだが、帰宅後の深夜に、とりあえず開梱してHDMIケーブルを接続。画が映ることだけ確認して寝ようと思ったのだが...
噂には聞いていたが、一言で言うと「画が濃い」。なんとも私好みである。取説が英語だわ、その上パラメータがチンプンカンプンだわで、ほとんどデフォルトのままでBD「アイアンマン」を飛ばし観しただけなんだが...「こりゃ、ええわぁ」。ついこの間まで「8インチ管なら、PS3の画で充分」と思っていたのだが、まだまだ3管にも新たな楽しみがあったんだ。
結局、7.1chアナログオーディオ出力の配線までやっちゃった(^^;
でも、隣の部屋に嫁さんが寝てるので、蚊の鳴く様な音しか出せない。しかし、各チャンネルから音が出たときには、なんだか嬉しくなっってしまった。だって、我が家のホームシアターにはスピーカーが7本もあるんだものね。これでやっと真価が発揮できると言うものだ。
なんてニンマリしてたら、時計が2時...ねむい(-_-)/~
さて、前述のとおり取説は英語だが、日本でも発売されている下位機DMP-BD60(DMP-BD80は日本発売無し)と共通の取説なので、以下のサイトで日本語版のDMP-BD60の取説をダウンロードして見比べれば、そこそこは理解できると思ってます。
DMP-BD60取説ダウンロード (PDF 11.4MB)
また、A&Vネタでは予てよりお世話になっている、おとぷりさんのサイトの「おかたづけ日記」で、DMP-BD55の導入記を詳しく書いておられるので、大変に参考になる...と思ったら、なんとこの方もDMP-BD80を導入しておられた。DMP-BD55導入4ヶ月後にして早くも...恐るべし(^^;
おかたづけホームシアター
2006年1月11日(水)
<<iScanVP30を試用 まとめ>>
2006年1月10日(火)
<<iScanVP30を試用 その4>>
VP30を起動直後、D-VHSで再生する映画の字幕あたりの箇所に、時々横方向の歪が走るのを確認。昨日、underscanの数値を上げて行った際に見られた現象とよく似ている。ひょっとしたら、Output
Signal TimingやFramerate等を弄り過ぎたせいかもしれない。暫く見ていても現象が収まらないので、人様からお借りした機器なので気が退けるものの、工場リセットを敢行する...と言っても、メニューよりFactryDefaultでyesを選択するだけだが(HD+の場合は、電源コードの抜き差しをしなければいけなかったそうな...)、これで正常な状態に戻った。やはり、あまり設定を変えずに使用するのが吉のようだ。
とんぼさんより、コンポーネント接続の場合、RCA端子で繋ぐよりもBNC端子への接続の方がきれいになるとの情報が入る。早速試してみたが、確かにその通り。VP30は同じコンポーネント入力でも、RCA端子に入れるとY/Cb/Crと認識し、またBNC端子に入れるとY/Pb/Prと認識する仕様らしいが、これが画質の違いに起因するのだろうか?それとも端子のグレードの差か?但し、なぜかBNC端子ではDVDが映らない。あれこれやったがどうにもならず。結局、原因わからずに力尽きた...
後でわかったのだが、480iはRCA端子(Y/Cb/Cr)でないと受けられない仕様なのだそうだ。
1080p/48Hz出力でのDVD再生(480i入力)もちょっと試したが、これは噂どおりでなかなか良い。不思議なことに、動きの改善以外にも、画の質感も変わるような気がしたのだが、これは何故なんだろう?またまた理解不能...
残念ながら、HD+で評判の良かった1080P/72Hzは、現在のところVP30では出力できないらしい。また、1080p/48Hz出力の状態でBSデジタルチューナを入力してみたが、これは動きがぎこちなく感じた。やはりDVDとそれ以外で48Hz/60Hzの切替をしてやる必要があるみたいだ。
2006年1月9日(祝)
<<iScanVP30を仕様 その3>>
昨日の記事で、Input Aspect Ratio Controlの「AARを1.78:1」に変更したとしていたが、実際には「AARを1.66:1」と間違って入力していたことが判明。これを正しい値である1.78:1に直したところ、当然だが幅が広がってしまった。また、「BS-hi」等のマーキング位置が少し外側に位置しているように感じた...という件だが、これはInput
AspectのAARを切り替えて気がついたのだが、1.78:1を1.66:1に切り替えると、幅が狭くなる分、実は表示部分が削られていたのだ。すなわち、「BS-hi」等のマーキング位置より外側が削られていた分、3管側の水平方向幅を広げたために、マークが外側に位置していたと言うわけなのだ。まったくおバカな話である(-_-;
深く反省m(_._)m
さて、Input AspectのFARを16:9、AARを1.78:1、OutputのDisplay
Aspect RatioとScreen Aspect Ratioをそれぞれ16:9に変更した状態でもDVP1010からの映像と比べて9割程度の幅なので、これでもかなり改善できた。但し、これでもPCからの1080pに比べるとまだまだ幅が広いので、今度はOutput
Timingを変更してみた。実は、英文のマニュアルには記載されていないのだが、メニューモードをアドバンスモードに設定すれば、HD+と同様に出力信号のタイミングパラメータを任意の値に変更できるようなのだ。現在のHTPCのPowerStripの1920×1080p(59.94Hz)のタイミングパラメータをそのまま入れてみたところ、ちゃんと入力できて、確かに表示幅はPC並に狭くなったが、Framerateが52Hz程度に下がってしまい、これよりも上の値にならなくなってしまった。また、一旦パラメータを元に戻した後、H-Sync(Width)のみを変えてみたが、これもFramerateが58Hz程度に下がってしまい、これから上げられない。恥ずかしながら、私には解決法がわからないので、ここで断念した。
次に、Output Setupのunderscanを試してみた。これはオーバースキャンの反対で、表示領域を縦横比を変えずに小さくできるというもの。この数値を上げると確かに画像は縦横共に小さくなるのだが、数値と共に段々と不安定になるようで、20あたりまでで同期が取れなくなり、画が流れ出してしまった。
とうことで、やはり素のままの状態で使うのが一番良いようだ。3管側にて少しだけオーバースキャン状態にしてやれば、我が家のGraphics808sでもほとんど既存の問題(リニアリティ、コンバージェンス)も気にせずに使えるようだ。あとは、VP30でPCからの信号をパススルーできないことだけ我慢すれば、DVP1010からVP30に乗り換えれば幸せになれそうなのだが、やっぱりファロージャも捨て難い。さてさてどうすべきか悩むところだ。
2006年1月8日(日)
<<iScanVP30を試用 その2>>
2006年1月7日(土)
<<iScanVP30を試用 その1>>
「1080pに再挑戦」の項にあるとおり、DVP1010からの1080p信号におけるスクリーン左端のコンバージェンス問題はかなり改善されたが、リニアリティ歪み(screen_1.gif、screen_2.gif)と画角が狭い(screen_31.jpg)の問題は依然未解決。 |
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screen_1.gif |
screen_2.gif |
screen_3.jpg |
これは出力側で水平方向のフロントポーチ、同期化幅、そしてバックポーチ等のタイミングパラメータを変更してやる以外対処できないようなのだが、DVP1010にはこれを変更する手段が用意されていない。ところが、こんぶさんからの情報によると、DVDOのiScanHD+ではこれができるらしい。早速、DVDOのサイトからマニュアル(英文)pdfファイルを落として確認した所、確かにHD+は「Adjusting the Output Timing」として調整可能なようだ。(iScanHD+マニュアル14ページ)ところが最新機のVP300には、マニュアルを見る限りではその調整機能が無さそうなのだ。このiScanVP30を最近入手された大分のとんぼさんに実際の所をお聞きしたところ、「自分で実際に試してみなさい」ということで、なんと入手されて間もない着きたて(?)ほやほやの実機をお貸しいただけることになった。 |
2005年12月25日(日)
<<フェーズオーディオ機能を活用>>
サウンドレベルメーターを用いて全てのスピーカーのレベルをイーブンにセットしたが、この状態ではリア側への音の回り込みが幾分弱く感じがする。また、サイドのサラウンドスピーカーを壁吊りしたことによって、視聴位置とユニットとの距離が取れて音の出所がわかりにくくなった反面、少し迫力が弱くなった気がする。サラウンドスピーカーを床置きに戻せば、当然これらの不満点は解決できるわけだが、スペースの問題から壁吊りに決めた以上、調整で追い込む必要がある。かないまる氏のページによると、どうやらレベルメニューのテストトーンに用意されている「フェーズオーディオ」という機能を使うらしい。
「フェーズオーディオ」は任意の2本のスピーカから2チャンネルステレオソフトの音声を再生する機能で、スピーカ同士の音のつながりを2本ごと調整して、最終的にはマルチチャンネル全体を最適の状態に追い込むことが狙いだそうだ。例えばフロント右と横サラウンドの左を鳴して、聴き慣れた2チャンネルソフトがそれらのスピーカーの間でバランスよく広がるようにレベル調整する。次にフロント右と横サラウンドの左、横サラウンドの左とサラウンドバックの右...と言うように繰り返していけば9ch全体のつながりが良くなるということらしい。調整は基本的にレベル調整だけでやるそうだが、スピーカーの向きを変えたりもするらしい。とにかくやってみたが、どうもわかったような、わかってないような(^^;サラウンドAの左右ペアのように両サイド同士ならわかりやすいのだが、サイドとリアのように別系列(?)のペアの場合、どうもわかり難い。こりゃぁ、かなり慣れが必要な様である。
結果的には、とりあえず両サラウンドバックを0.5dBづつ上げた状態でかなりご機嫌な状態になったが、また定期的にこの調整を繰り返してみたいと思う。
かないまる氏の「サラウンド勉強会」によると「リア」をそれほど意識しなくて良いある。また、自分の耳重視で良いともあり、あまりセオリーにこだわらずに自分が気持ち良く観賞できる状態にしていくことが肝心なようだ。まぁ、調整も含めて、ホームシアターは楽しくなくっちゃね。
2005年12月21日(水)
<<バックロードホーンで9.0ch その2>>
2005年12月17日(土)
<<バックロードホーンで9.0ch その1>>
ASG−555のスピーカの取り付けは付属のネジを用いること、石膏ボードには充分に補強をすることとされています。従って、ここに記載した取り付け方法では充分な強度が得られない可能性があります。また、ドリラーは原則として天井への取り付けを禁止しています。設置方法はご自身の責任にてお願いいたします。
9.0chでシステムを組むことに決心はしたが、サラウンドSP(スピーカ)の置き方に悩んでしまった。アンプの取説によると、サラウンドSPは視聴位置よりも高く設置するのが基本だが、床からのスタンド置きの場合、せいぜい1m程度までしか高く設置できない。試してみたが、これでは前サラウンドSPのユニットと視聴位置との距離が取れないためにSPの存在がわかりすぎる。結局サラウンド全chとも天吊りにすることにした。 | |
シアター部屋の構造上、スクリーンのセンターが部屋の中心より0.9m程度左側にずれている。このため左側はSPを壁吊りにできるが、右側は天井より吊り下げざるをえない。また、サラウンドSPに使うKB−83Eが3.9kgあるので、ある程度しっかりした設置状態が必要となる。スピーカブラケットを色々と探したところ、しっかりした構造で、ある程度低い位置でSPが固定できるDENONのASG−555を使うことにした。早速取り寄せてみると、天井への取り付けにM10〜12、SPの取り付けにM8のボルトを使うようになっていた。天井が石膏ボード製であり、ドリラーを使う予定なので、ネジクギを使えるように、それぞれの取り付け面に5mm径の穴を追加した。 | |
スピーカブラケットを2つに分解し、SP側をKB−83Eの底面に2本のネジクギで固定する。底面に固定したのは、SPをさかさまに吊るして、ユニット部を極力低い位置にするため。これで、ブラケットの長さと合わせて天井面から60cm程度下の位置で固定できた。 |
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ブラケットの穴に倣って、天井にマーキングし、キリで下穴を開ける。これにドライバーでドリラーをねじ込む。ドリラーはホームセンターで売っていた亜鉛ダイキャスト製のもの。 |
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ドリラーに付属のネジは皿ネジだったので、別にナベネジを購入し、これでブラケットをしっかりと固定する。この状態で、ブラケットの支柱はガッチリと固定されてビクともしない。 | |
ブラケットの支柱にスピーカを取り付けて出来上がり。調整部が3箇所あるせいか、この状態で手で触ると少しグラグラするが、これはしょうがないだろう。また低めに設置できたのは良いが、結構圧迫感あり。慣れるまで時間が必要か... | |
リアサラウンドSPの様子。部屋左側の壁面に吊るすには、今までリアに使っていたKB−R88の方が形状的に合うので、これを取り外し、KB−83Eをリア用に吊るした。今までは出窓の両端に設置していたが、取説の推奨値どおり、両SPをセンターに寄せることにした。 | |
左側壁面にKB−R88を吊る。左右のサラウンドSPのユニットが異なることになるが、元々それぞれのSPの壁面との距離が違うため、同じ条件で鳴らすことができないわけであるから、これもありかなと。このまま使うか、元に戻すかは音を聞いてから決めることにする。 | |
アンプのメニューからまずSPのセッティングモードに入り、それぞれのスピーカから視聴位置までの距離を入力する。サラウンドSPはA、B、リアそれぞれのペアごとにしか数値を設定できないので、基本的には視聴位置から両サイドのSPカまでの距離は同じにするのが基本と言うことであろう。次にレベル調整モードに入り、へーすけさんよりお借りしたサウンドレベルメーターを用いて全てのSPからのピンクノイズの音量が同じになるようにレベル合わせを行う。 | |
この状態で試聴してみると、いくつかの不満点が出た。ひとつ目はサラウンドSP間のつながりが悪いこと。先日の9.0ch初体験の際に感じた、スパイダーマンの放つ蜘蛛の糸がスクリーンから背後まで一直線に繋がる感覚が弱いのだ。ふたつ目は左右のバランスの悪いこと。これは予想された事ではあるが、スパイダーマンの同じ場面で糸を左右に放つ際に、左右の糸の太さ(?)が明らかに違うのだ。やはり左右サラウンドのユニットは揃えなければならないのだろうか?だとすると、SPの壁掛けの方法を再考しなければならない。 |
2005年12月12日(月)
<<かないまる氏よりのエージング指南>>
フルデジタルAVアンプにとって、特にTA−DA7000ES、9000ESシリーズにとってはエージングの効果が非常に大きい(わかりやすい)ものらしい。このシリーズの生みの親である、かないまる氏のページにもこのことが記述されている。具体的な方法は、使用しない時も電源を落とさずに、ボリウムを-3〜-4dBのボリウム位置まで上げておく(勿論無音で...)と1週間程度でエージングの効果がでるということ。早速私も実践しようと思っていた矢先、某所で、かないまる氏ご本人よりエージングの指南を頂くチャンスを得た。その内容を以下に掲載。
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エージングですが、使わないときはアナログマルチ入力にするか、アナログ2チャンネルにプロロジックをかけて、全部のチャンネルがなるような状態で、-4〜0dBで電源をいれたまま放置してください。音源はなくて結構です(音を出したらすごい音量)。若干シーという音がスピーカから出るかもしれませんが、通常使う音量ではないので気にしないでください。
なお家族がファンクションを変えると危ないので、ガムテープなどでファンクションつまみを固定して、リモコンは隠しておきましょう。夜間だけエージングしても、ずいぶん違いますよ。
それと、ベルは-10〜0dBの範囲で、毎晩変えると最良です。マニアックにやるなら、-15から0まで2dBステップで一週間かけて上げて行ってください。約一週間で見違えるようによくなると思います。
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かないまるさん、直々のレクチャー、誠にありがとうございますm(_._)m
早速、実践しております。
2005年12月11日(日)
<<TA−DA7000ESで9.0ch体験>>
何気なくヤフオクを見ていたら、なんとKB−83Eが出品されているではないか。なんと珍しい...で、思わずゲット。これで9.0chが試せる。早速、試聴位置やや前方に設置してアンプのSPセレクトスイッチは「A+B」に切替え。これで9.1chのモードとなる。何本かソフトを再生してみたところ、本当に部屋いっぱいに音が満たされたような感じがする。これは素晴らしい。特に印象に残ったのが、D−VHS「スパイダーマン2」で、スパイダーマンの放つ蜘蛛の糸が、スクリーンの中から私の顔の横を通り過ぎて、背後の壁を突き抜けていく様が一直線に繋がるのだ。現時点では、音の優しさ・マイルドさでは我が家の現行のアナログシステムの方に利があるように感じるが、9.0chのこの楽しさは捨てがたい。う〜ん、これは病み付きになるかも。
2005年12月8日(木)
<<TA−DA7000ESで7.0ch体験>>
2005年12月7日(水)
<<デジタルAVアンプ TA−DA7000ES導入>>
2005年12月3日(土)
<<1080pに再挑戦 その3>>
今回の記事の内容はプロジェクターの工場出荷設定を大きく変更してしまう可能性がありますし、元に戻せない可能性が高いです。また、プロジェクターの各部品に致命的なダメージを与える可能性を含んでいばかりでなく、機械内部の高圧部分に触れる恐れのある非常に危険な作業が伴い、決してお勧めできるものではありません。また全てのプロジェクターで同じような結果が得られるかどうかもわかりません。もしここにかかれている内容を実施したことにより何らかのトラブルが発生しても私は一切何らの責任も負いかねますので、ご了承の上お読みくださるようお願いします。
ラスター幅調整コイルでのラスターのサイズ合わせの際は、スクリーンに内部モノスコパターンを投影して、それを見ながら合わせるらしい。この際、ラスター像は無視して投影されたパターンのみを見て合わせればよいようだ。ところがその通りにやってみたところ、コンバージェンス状態がほとんど元の状態に戻ってしまった。そこからは試行錯誤で、ダメ元でコイルのネジを色々な組み合わせで動かしたところ、Gを時計方向に回しきった状態(ラスター幅最大)でRとBを反時計回りに回してそのラスター幅を「そこそこ」(微妙(^^;)小さくしてやると、水平方向のコンバージェンスはほぼ合わせることができた。
しかし、左端のリニアリティの歪はそのままなので、横方向にパンする画では違和感を感じる。但しこれはファロージャからの1080p信号とGraphics808sのバンド幅の問題によるもので、現状では解決不可能なようなのだ。前述のようにファロージャからの1080p信号を入れてやると、720pの画と比べて両端が数%ずつカットされてしまうのだが、これは出力側で水平方向のフロントポーチ、同期化幅、そしてバックポーチ等のタイミングスペックを変更できない場合は、Graphics808s側では対処できないらしい。つまり、我慢しなければならないと言うことだ。
改めて海外のBBSを検索してみると、以前は「Graphics808sは1080pに対応」となっていたものが、ことごとく「1080pは1209やG90以上」のような内容に変わっている。これはあくまで私の想像だが、ついこの間までの1080p出力環境はPCからしかなかったわけで、これに対してはGraphics808sでも問題なく対応していたのだが、ファロージャやiScanHD+のようなスケーラーが真(?)の1080pを出力しだしたので、これを入れると画の一部がロスすることが表面化した...と言うようなことではないだろうか。その関係か、ファロージャのFAQ等の資料では、1080pに完全対応するCRTは9インチ管からということになってしまったとも推測できる。ちなみにこちらの環境でも、HTPCからの1920×1080p/60Hzの信号は幅が狭く、横幅もカットされないで表示されるので、左端の歪みも無く良好に表示される。ということで、コンバージェンスが90%満足で左端の歪みと画角一部カットで10%マイナスで、合計満足度80%の解決と言うところかな。
2005年11月29日(火)
<<1080pに再挑戦 その2>>
今回の記事の内容はプロジェクターの工場出荷設定を大きく変更してしまう可能性がありますし、元に戻せない可能性が高いです。また、プロジェクターの各部品に致命的なダメージを与える可能性を含んでいばかりでなく、機械内部の高圧部分に触れる恐れのある非常に危険な作業が伴い、決してお勧めできるものではありません。また全てのプロジェクターで同じような結果が得られるかどうかもわかりません。もしここにかかれている内容を実施したことにより何らかのトラブルが発生しても私は一切何らの責任も負いかねますので、ご了承の上お読みくださるようお願いします。
2005年11月28日(月)
<<1080pに再挑戦 その1>>
今回の記事の内容はプロジェクターの工場出荷設定を大きく変更してしまう可能性がありますし、元に戻せない可能性が高いです。また、プロジェクターの各部品に致命的なダメージを与える可能性を含んでいばかりでなく、機械内部の高圧部分に触れる恐れのある非常に危険な作業が伴い、決してお勧めできるものではありません。また全てのプロジェクターで同じような結果が得られるかどうかもわかりません。もしここにかかれている内容を実施したことにより何らかのトラブルが発生しても私は一切何らの責任も負いかねますので、ご了承の上お読みくださるようお願いします。
2005年11月2日(水)
<<Graphics808sのお化粧直し>>